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dマガジンとdブック、漫画が読めるのはどっち?
dマガジンもdブックも、どちらもドコモが運営する電子書籍サイト。ですが別サービスとなっていることからもわかるように、配信されている書籍の種類やサービスの形態、料金などに違いがあります。
■dマガジン / dブック サービス比較表
dマガジン | dブック | |
---|---|---|
配信内容 | 雑誌のみ | 全般(漫画、小説、 |
サービス 形態 | 配信雑誌読み放題 | 書籍買い切り |
料金 | 月額440円 | 月額料金なし |
配信 コンテンツ 数 | 1,000誌以上 | 約60万冊 |
利用可能 端末 | iOS端末、Android | iOS端末、Android端末、 |
支払方法 | 携帯電話料金と合算 | dポイント |
特典 | 初回31日無料 | 無料作品あり |
※この表は左右にスクロールできます
※表内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2023年1月)に基づいたものです。
dマガジンは雑誌のみ、dブックは漫画も多数!
結論から言うと、漫画が読めるのはdブックのみです!
dマガジンは雑誌読み放題のサービス。毎月440円(税込)で、配信されているすべての雑誌が読み放題となります。雑誌以外の書籍は配信されていないため、漫画を読むことはできません。
一方でdブックは電子書籍全般を販売しているサービス。漫画をはじめ、小説や週刊・月刊の漫画雑誌など、幅広い電子書籍を取り扱っています。毎月の利用料金は不要ですが、有料作品を購入する際にはお金がかかります。
雑誌が読めるdマガジンはこんなサービス
dマガジンでは配信されている雑誌すべてが読み放題。では具体的にどのようなサービスが提供されているのか、詳しくみていきましょう。
1. 配信コンテンツは雑誌に特化
dマガジンの特徴はなんといっても雑誌に特化した配信サービスであること。漫画や小説など、雑誌以外の電子書籍は一切配信されていません。
ただし配信ラインナップに漫画雑誌はなく、話題の「鬼滅の刃」や「東京卍リベンジャーズ」など、漫画雑誌に掲載されている作品は読むことができません。例外として一部女性ファッション誌などで連載されている漫画については、dマガジンでその雑誌自体が配信されていれば読むことができます。
2. 月額440円(税込)ですべての雑誌が読み放題
dマガジンの月額料金は440円(税込)とリーズナブル。配信されている雑誌は追加料金などはなく、すべて読み放題の対象です。雑誌1冊分、あるいはそれよりも安い料金で読み放題サービスが利用できるのは嬉しいですね。
また、配信期間内であればバックナンバーも読むことが可能。チェックし忘れていた雑誌も、追加料金なく楽しむことができます。
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2023年1月)に基づいたものです。
3. クレジットカードor携帯料金と合わせて支払い
dマガジンの料金の支払方法はクレジットカードでの支払い、または月々の携帯電話料金と合算しての支払いのいずれか。どちらで支払うかはドコモの携帯電話を利用しているかどうかで決まります。
- ドコモの携帯電話を利用している:月々の携帯電話料金と合算して支払い
- ドコモの携帯電話を利用していない:クレジットカードで支払い
ドコモユーザーの場合は月々の携帯電話料金と合算して請求されます。そのため、支払方法は携帯電話料金の支払方法(口座振替や請求書払いなど)と同一となります。なお、ahamo(アハモ)についても携帯電話料金との合算での支払いとなります。
ドコモユーザーではない場合、利用可能な支払方法はクレジットカードのみです。利用できるカードブランドはVISA・MasterCard・JCB・AMERICAN EXPRESSで、国内で発行されたクレジットカードに限られます。
4. 配信している雑誌は1,000誌以上
dマガジンで配信されている雑誌はなんと1,000誌以上! 配信ジャンルも多岐にわたるため、読みたい雑誌が見つかるのはもちろん、新たな雑誌との出会いも期待できますよ。
dマガジンで配信されている雑誌のジャンル一覧
- 男性ファッション
- 女性ファッション
- 男性ライフスタイル
- 女性ライフスタイル
- 総合週刊雑誌
- エンタメ・趣味
- スポーツ・車
- お出かけ・グルメ
- ビジネス・IT・教養
- 料理・暮らし・健康
5. スマートフォン・タブレット・PCで利用可能
dマガジンの対応端末は大きく分けてスマートフォン・タブレット端末・PCの3つ。
スマートフォン・タブレット端末についてはOSのバージョン条件を満たしたiOS端末、Android端末が利用可能です。スマートフォン・タブレット端末ではWEBブラウザ、dマガジンアプリのどちらでも読むことはできますが、操作性はアプリのほうが高いため、アプリで読むのがおすすめです。
PCではWindows・Macいずれでもdマガジンが利用可能。アプリなどはなく、WEBブラウザからのみ閲覧できます。
6. 初回申込で31日間無料の特典
dマガジンには初回申込に限り31日間無料の特典があります。「お試しで使ってみたい」という方や、「興味はあるけど読みたい雑誌があるかわからない……」という方にもぴったり!
無料期間中の解約であれば料金はかからないため、興味のある方は一度利用してみては?
なお、dマガジンの月額料金支払いでdポイントもたまります。dポイントはdマガジンの月額料金に充当もできるほか、dブックでの書籍購入やコンビニエンスストアでのお買い物などにも利用可能です。
dマガジンはこんな人におすすめ!
多くの最新雑誌が読み放題のdマガジン。こんな方におすすめです!
1. 漫画や小説よりも雑誌をよく読む人
普段から雑誌を中心に読んでいる方にdマガジンはぴったり! 月440円(税込)という金額で多くの雑誌が読み放題だからコスパも◎。
2. 様々なジャンルの雑誌を読んでみたい人
取り扱っている雑誌のジャンルが豊富なので、今まで知らなかった世界との出会いのきっかけにもなりそうですね。
dマガジン利用の際のポイント
雑誌読み放題が便利なdマガジン。便利なサービスだからこそ利用する前に知っておきたいポイントを3つご紹介します。
1. ドコモユーザー以外でも契約可能
dマガジンはドコモが提供するサービスですが、もちろんドコモユーザー以外でも契約可能。ドコモユーザー以外であればdアカウントの作成と支払いに使うクレジットカードがあれば会員になることができます。
2. 雑誌の付録はついてこない
dマガジンは電子版の雑誌の配信サービス。そのため紙の雑誌であればついてくる付録も、dマガジンではついてきません。もし雑誌の付録も欲しいという場合は、紙の雑誌を買うようにしましょう。
3. 紙の雑誌と一部内容が違うことがある
dマガジンで読むことのできる雑誌は配信用に一部編集されていることがあるため、紙の雑誌と完全に同一のものが読めるとは限りません。特に成人向けコンテンツなどは編集により閲覧できなくなるケースもあるようです。
漫画も読めるdブックはこんなサービス
dブックは漫画や小説をはじめとした電子書籍全般を扱うサービス。具体的にどういったサービスなのかを詳しくご紹介します。
1. 漫画・小説・漫画雑誌など幅広く配信
dブックは電子書籍全般の取り扱いがある電子書籍ストア。漫画、小説をはじめ、ビジネス書や実用書、写真集なども販売されているほか、dブックではdマガジンでは取り扱いのない漫画雑誌もラインナップに含まれています。
2. 月額料金はなし、都度決済で作品購入
dブックには読み放題サービスはなく、欲しい本を都度購入する買い切り型のサービス。月額料金はかからないかわりに、有料作品を購入する場合にはお金がかかります。
なお、dブックには試し読み可能な作品や一部無料の作品も多く用意されており、たとえば試し読み部分だけ、あるいは無料部分だけを楽しむ場合には料金は発生しません。
3. クレジットカード・d払い・dポイントで支払い
dブックで利用できる支払方法はクレジットカード・d払い・dポイントの3通り。dマガジンではドコモユーザーかどうかで支払方法が変わりますが、dブックではドコモユーザーかどうかにかかわらず好きな支払方法が選べます。
クレジットカード払いの場合はdマガジン同様「VISA」・「MasterCard」・「JCB」・「AMERICAN EXPRESS」の国内発行のカードが使用可能です。
d払いの場合はd払い残高以外にも、dポイントを充当しての支払い、ドコモユーザーの場合は電話料金との合算での支払いもできます。
dポイントでの支払いは1ポイントから可能。購入代金全額をポイントで支払うことも、一部代金に充当し他の決済方法と組み合わせての支払いもできます。
4. 配信コンテンツは約60万冊
dブックの配信コンテンツは約60万冊。配信されている作品のジャンルは次の通りです。
- 女性向け漫画
- 男性向け漫画
- ライトノベル
- 小説・文芸
- ビジネス・実用
- 趣味・暮らし
- 写真集
- ハーレクイン
- 雑誌
5. スマートフォン・タブレット端末からの利用がメイン
dブックの対応端末はdマガジン同様スマートフォン・タブレット端末・PCです。こちらもdマガジンと同じく、スマートフォン・タブレット端末についてはOSのバージョン条件を満たしたiOS端末、Android端末が利用できます。
ただし、PCから閲覧できる作品はPC閲覧に対応しているものに限られ、スマートフォン・タブレット端末で読むことのできる作品に比べると数が少ないのがネック。そのため、dブックの利用はスマートフォンまたはタブレット端末がメインとなるでしょう。
6. 最大3,000冊無料、お得なクーポンも
dブックではキャンペーンやクーポンの配布、一部無料で読める作品などお得がたくさん! 無料で読めるのは最大で3000冊。漫画の1巻が無料になっているものが多数あるほか、作品によっては5巻まで無料になっている作品もあります。
dブックはキャンペーンも豊富で、初回購入時限定の50%割引クーポンや曜日限定のポイント還元キャンペーン、特集作品の割引などお得に本が読める企画が盛りだくさんです。
また、dブックで注目したいのはドコモの他エンタメサービス利用でポイント還元がある点。たとえばdマガジン会員であれば、漫画や本の購入時にdポイントが10%還元されるなど、複数サービスの利用でお得に漫画や本が買えちゃいます。
また、購入金額に応じてdポイントもたまります。
7. dブックで読める漫画雑誌
dブックではdマガジンにはない漫画雑誌も多く配信されています。dブックで購入し読める漫画雑誌を一部ですがご紹介します。
■男性向け漫画雑誌
・ヤングジャンプ
・ウルトラジャンプ
・週刊少年マガジン
・ヤングマガジン
・週刊少年サンデー
・アフタヌーン
・ヤングアニマル
■女性向け漫画雑誌
・別冊フレンド
・別冊マーガレット
・花とゆめ
・ベツコミ
・デザート
・Kiss(EKissとして配信)
・月刊flowers
dブックはこんな人におすすめ!
dブックは読みたい作品だけ購入できるため、次のような人におすすめです!
1. 読みたい漫画や本だけを購入したい人
「普段あまり漫画や本は読まないけれど、話題になっているあの作品は読んでみたい」、「昔読んだあの作品をもう1度読みたい」など、読みたい本だけを購入したい人にぴったり!
2. dポイントを使って電子書籍を読みたい人
dポイントがたまっている人にもdブックがおすすめ。dブックではdポイントが1ポイントから利用できるので、お得に漫画や本が読めます。
dブック利用の際のポイント
好きな漫画や本が買えるdブックにも利用前に知っておきたいポイントが3点あります。
1. ドコモユーザー以外もサービス利用可能
dブックもdマガジンと同じようにドコモユーザー以外でもサービスを利用することが可能です。dアカウントを作成すれば会員登録不要で漫画や本の購入ができるようになります。
2. 作品購入は基本的にブラウザから
dブックアプリで漫画や本の購入ができるのは「ドコモユーザー」かつ「Android端末を利用している」場合に限られます。ドコモユーザーでない、あるいはiOS端末を利用している場合は漫画や本の購入はブラウザからおこない、アプリで閲覧する形となります。
なお、アプリ内で漫画や本を直接購入する際に利用できる支払方法は「ドコモ払い」または「dポイント」のみに限られるため注意が必要です。
3. 旧アプリは使用不可!新アプリを利用しよう
dブックアプリは2021年2月にリニューアルされており、リニューアル前のアプリは利用ができなくなっています。しばらくdブックを利用していない人はアプリが新しいものかどうかを確認し、旧アプリの場合は新しいアプリを改めてインストールしましょう。
なお、旧アプリで読んでいた漫画や本も一部作品を除いて新アプリで再ダウンロードのうえ読むことができます。
漫画が読める電子書籍サービス3選
dブック以外にも、漫画が読める電子書籍サービスは数多くあります。今回はその中でもコミックシーモア・まんが王国・ブックライブをピックアップしてご紹介します。
■電子書籍サービス比較表
コミックシーモア | まんが王国 | ブックライブ | |
---|---|---|---|
サービス形態 | 書籍買い切り・ | 書籍買い切り | 書籍買い切り |
料金(税込) | 買い切り:月額無料 | 月額無料有料作品は | 月額無料 |
配信 コンテン ツ数 | 買い切り:1,000,000冊 | ― | 1,288,734冊 |
利用可能端末 | iOS端末、Android端末、 | iOS端末、Android端末、 | iOS端末、Android端末、 |
支払方法 | クレジットカードキャリア決済 | クレジットカードキャリア決済 | クレジットカードキャリア決済 |
特典 | 70%オフクーポン | ポイント購入金額に | 50%オフクーポン |
※この表は左右にスクロールできます
1. コミックシーモア
コミックシーモアはエヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社が運営する電子書籍サービス。漫画や称津などの書籍が1,000,000冊以上配信されています。
自分に合った楽しみ方が選べるのが特徴で、書籍を単品で購入するほか、読み放題サービスも2コース提供。たっぷり漫画を楽しみたければ読み放題が、読みたい作品だけを購入する場合は単品での購入がおすすめです。
サービス形態 | 書籍買い切り・ |
---|---|
料金(税込) | 買い切り:月額無料 |
配信 コンテンツ数 | 買い切り:1,000,000冊 |
利用可能 端末 | iOS端末、Android |
支払方法 | クレジットカードキャリア決済 |
特典 | 70%オフクーポン |
2. まんが王国
まんが王国は株式会社ビーグリーが運営する電子書籍サービス。「お得感No.1」をうたう通り、利用ポイント購入金額に応じたボーナスポイントの付与や、1日の累計利用ポイントに応じてポイントが還元されるなど、使えば使うほどお得になるキャンペーンも多数展開されています。
サービス形態 | 書籍買い切り |
---|---|
料金(税込) | 月額無料 |
配信 コンテンツ数 | ― |
利用可能 端末 | iOS端末、Android |
支払方法 | クレジットカードキャリア決済 |
特典 | ポイント購入金額に応じて |
3. ブックライブ
ブックライブは株式会社BookLiveが展開する電子書籍サービス。ブックライブではなんと街の書店で電子書籍の購入をすることができるんです!
ブックライブで配信している書籍に限りますが、漫画でもライトノベルでも、三省堂書店の店頭レジで料金を支払えばブックライブ上で書籍が読めるようになります。電子でしか配信されていない漫画も紙の漫画も、一度に購入できるのがメリットです。
サービス形態 | 書籍買い切り |
---|---|
料金 | 月額無料 |
配信 コンテンツ数 | 1,288,734冊 |
利用可能 端末 | iOS端末、Android |
支払方法 | クレジットカードキャリア決済 |
特典 | 50%オフクーポン |
dマガジンで雑誌・dブックで漫画を楽しもう!
dマガジンでは700誌以上の雑誌が読み放題で漫画の配信は基本的にないこと、dブックでは都度課金で好きな漫画や本を購入できることをご紹介してきました。漫画を読みたいときにはdブックで無料配信なども使ってお気に入りの漫画を探してみてくださいね。
また、漫画を配信しているサービスはdブック以外にもたくさんあります。自分に合った使いやすいサービスを見つけて、漫画を思う存分楽しみましょう!
※画像は全てイメージです。
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2023年1月)に基づいたものです。
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