【2024】ラブコメ漫画おすすめ40選！連載中から完結作品までご紹介

ラブコメ（ラブコメディ）は、恋愛話を喜劇的に描いたジャンルです。ラブコメの中には、コメディ要素が満載なものから、少なめのものまで恋愛・喜劇のバランスは作品によって違います。映画・ドラマでも数多くの作品がありますが、少年漫画・少女漫画でもラブコメは人気のジャンルです。ラブコメの中でも、学園青春ラブコメディ、お色気ラブコメディ、ハーレム系ラブコメディなど、様々な題材が取り上げられており、好きな設定から作品を選ぶのもおすすめです。

ラブコメ漫画が溢れかえっており、どれから読んだらいいのかわからないときは「あらすじ」から選ぶと間違いないでしょう。ここでのあらすじとは、ネタバレを含まないものです。冒頭の内容をつかんで、興味が持てるか持てないか判断してください。そして、表紙イラストに好感が持てるのか持てないのか判断します。ラブコメに限ったことではありませんが、漫画は絵柄に抵抗があると、話が面白くてもなかなか読み進められないでしょう。

ラブコメのあらすじは、おおむね裏表紙に記載されています。ラブコメを書店で探すときには裏表紙を確認しましょう。ラブコメのあらすじをネットで調べる場合は、公式サイトを閲覧するのがおすすめです。初見の読者にも配慮されており、必要最低限かつ作品の魅力がわかる情報が揃えられています。作品の評価も気になるかもしれませんが、レビューにはネタバレもあるのでおすすめできません。最初から「結末」がわかってしまうと、途中の伏線もおもしろみがなくなってしまいます。

今回は、おすすめのラブコメ漫画40選を、男性女性どちらにも読みやすいもの・男性向け・女性向けに分類してそれぞれご紹介します。この記事を参考にすれば、ご自身の好みに合う気になる一冊がきっと見つかるはずです。

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※表内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果（2024年1月）に基づいたものです。

『ヲタクに恋は難しい』は、「次にくるマンガ大賞2014」の「本にして欲しいWebマンガ部門」で第1位になり、単行本が爆発的ヒットを記録した話題作です。隠れ腐女子の成海（なるみ）が、幼馴染でゲーヲタの宏嵩（ひろたか）に再開したことからはじまる、ヲタクふたりの不器用すぎる恋愛は、思わず応援したくなります。宏嵩の弟で「パンピー」の尚哉（なおや）や、コミュ障ゲーマーの光（こう）など、周囲のヲタクたちの恋愛も見どころです。

好きな女の子との近距離をドキドキしながら読める青春ラブコメ『好きな子がめがねを忘れた』。隣の席の三重さんに片思いしている小村くん。いつもめがねをかけている三重さんがめがねを忘れてきて不自由になってしまったことで、隣の席の小村くんがなにかと世話を焼くようになることで、ふたりは関わるようになります。見えないからという理由で、無意識に距離を縮めてくる三重さんに、ドギマギする小村くんは、かわいらしくもいじらしいです。

まさかの少女漫画家男子高生と、その彼に片思いをしている女子高生の空回り過ぎる恋愛をコミカルに描いた『月刊少女野崎くん』は、TVアニメにもなった大ヒット漫画です。片思いをしている野崎梅太郎に決死の告白をした佐倉千代でしたが、なぜか少女漫画のアシスタント志願だと勘違いされてしまいます。野崎は月刊誌で連載している人気少女漫画家だったのです。そのままアシスタントになった佐倉と、少女漫画家なのに鈍感な野崎の空回りな恋愛を、4コマで楽しめるようになっています。

『いとなみいとめず』は、交際経験がなく、段階を色々すっ飛ばして夫婦となった2人の結婚生活が描かれたラブコメです。結婚生活そのものは順調ですが、2人とも交際経験がないため純情なやり取りがもどかしく感じられます。不動産営業の清と弁当屋のアルバイトの澄が出会ったのは2年前。清の一目惚れですが、このとき澄はまだ高校生。結婚はそれから2年後です。いとなみばかりにフォーカスしているわけではなく、夫婦となった2人の日々のしあわせが丁寧に描かれていて、誰もがしあわせな気持ちになるピュアなラブストーリーとなっています。

人気RPGゲーム『ドラゴンクエストX』を題材としたラブコメ『ゆうべはお楽しみでしたね』。ドラクエXでフレンドとなったパウダーとゴローは、ひょんなことから現実世界でルームシェアすることになりますが、実際に会ってはじめてお互いが異性だと知ります。戸惑いながらもルームシェアを始めたふたりは徐々に惹かれていき、物語が進んでいきます。現実では、性格も対照的なふたりですが、ゲームをきっかけに深く関わっていくところが見所です。

『桐生先生は恋愛がわからない。』は、恋愛感情がわからないアラサーが、ふたりからのアプローチに振り回される物語です。ラブコメ漫画家の桐生ふたばは恋愛感情がわからず、こじらせまくりのアラサー。アシスタントの年下男子「アサシン」と、アニメ脚本家の年上男性、通称「軍師」がいきなり桐生ふたばにアプローチし始めます。恋愛について考えさせられるシーンもあり、大人も楽しめるラブコメ漫画です。

汗っかきがコンプレックスの女性と、匂いフェチな男性の「匂い」で進展していくこれまでにはないラブコメの『あせとせっけん』。化粧品やバス用品を取り扱っているメーカーで経理をしている八重島麻子。汗かきで、汗にはとても気を使っています。そんな麻子に「君のにおいを嗅ぐとインスピレーションが湧く」と衝撃的な発言をしてきたのは、商品開発部でプランナーをしている名取香太郎でした。「商品開発のために」と麻子のもとに匂いを嗅ぎにくるようになり、次第に親しくなっていく物語です。ファーストコンタクトは衝撃的ですが、コンプレックスを魅力として受け止めてくれる内容に、勇気づけられる女性も多いのではないでしょうか。

高身長女子×低身長男子のデコボコカップルのお付き合いを描いた『富士山さんは思春期』は、思春期を迎えたふたりの初々しさに、読者までが赤面してしまうラブコメです。女子バレーボール部のエース・富士山牧央（ふじやま・まきお）は身長181センチと高身長。幼馴染の男子バレーボール部の上場優一は身長160センチと少し小さめ。幼馴染のふたりは、上場の告白からお付き合いが始まります。この作品の見どころは、すべて上場の目線で進んでいるところ。富士山さんのモノローグがないので、彼女の表情から感情を読み取るドキドキ感がポイントです。

墓穴ちゃんと墓守くんカップルの同棲生活を描いた『ここほれ墓穴ちゃん』は、彼女のポンコツっぷりがかわいらしく、男性も女性もキュンとするラブコメです。見た目はクール系の美女なのに、中身がとんでもなくポンコツな墓穴ちゃんと、そんな墓穴ちゃんに墓穴をほらせることを至極の楽しみとしているドSな墓守くん。しかし、なんだかんだで仲睦まじいふたりに、読者も思わず笑顔になります。

週刊少年マガジン掲載の大人気ラブコメ『五等分の花嫁』。五つ子の女子高生それぞれの恋愛が描かれているため、読みごたえ抜群です。五つ子のひとりと結婚する主人公が、五つ子たちと過ごした高校時代を回想するところから始まります。同級生の五つ子たちは勉強嫌いで落第寸前。主人公の上杉風太郎は、五つ子を卒業させるため家庭教師になり、高校生活と家庭教師業を通して、姉妹たちと信頼関係を築いていく物語です。最終的に風太郎が誰と結婚するかが見どころ。

大人気ラブコメラノベのコミカライズ『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』。主人公の丸末晴（まる・すえはる）は可知白草（かち・しろくさ）に片思いしていますが恋人がいるとわかり失恋。それを知った幼馴染の志田黒羽は復讐を持ち掛けますが、実は黒羽もまた、かつて末晴に告白して振られていたのです。さらに、幼少期からかわいがっていた妹同然の桃坂真理愛も加わった四角関係になります。ラノベのコミカライズとあり、それぞれのキャラクターが作り込まれているところが魅力でしょう。誰が誰に復讐しようとしているのか大混乱の展開にきっとハラハラします。

お色気ラブコメですが女性にもおすすめできる『やんちゃギャルの安城さん』。いかにもギャルの安城さんが、地味で目立たない「陰キャ」の瀬戸くんにお色気たっぷりに絡んでいきます。もちろん、そのたびに瀬戸くんはあわてふためきます。しかも、安城さんは悪ふざけという訳でもなく、付かず離れずな微妙な距離感が楽しめるラブコメとなっています。

ぽっちゃりでいじめられっこだった政宗くんが、「豚足」呼ばわりして手酷く振ったお嬢さまにイケメンになってリベンジする『政宗くんのリベンジ』。リベンジものですが、コミカルに明るい内容になっています。イケメン高校生となった政宗（まさむね）は、安達垣愛姫（あだが・きあき）を惚れさせて最高の形で捨てる「デッド・オア・ラブ作戦」で復讐しようとしますが、過去がばれそうになったり、彼女の意外な真実に気持ちが揺れてしまったりとうまくいきません。意外と「豚足」と言われた頃から変わらずヘタレな政宗くんと、ツンデレな愛姫のやりとりも見どころです。

好きな人にだけビッチになって誘惑する後輩と、迫られながら据え膳を食わない先輩の、糖度高めのラブコメ『一途ビッチちゃん』。「好きな人にだけエロくなるのってダメですか？」のキャッチコピーのとおり、一途ビッチちゃんの歩が、大好きな先輩の悠生にだけ過激に迫るという内容です。追って逃げてのやきもきするピュアなラブストーリーに、思わずビッチちゃんを応援したくなってしまいます。どうして歩が惚れたのか、どうして悠生は見守るだけなのかも途中でわかりますが、想像以上の深い内容となっていて楽しめる漫画です。

『推しのアイドルが隣の部屋に引っ越してきた』は、タイトルどおりの内容ですが、夢の展開…とはちょっと違う新しいラブコメが楽しめます。アイドルオタクのマサキの隣の部屋に、推しのアイドル「ミカたん」が引っ越してきます。実は、ミカたんは超のつくドSで、自分のファンだとわかると、その人の心をもてあそぶようになるのです。もてあそばれているマサキを見ているのは面白いですが、読んでいると報われてほしい気持ちになり、ついつい応援してしまいます。

『ギャルと先生の美味しいラブコメ』がキャッチコピーの「ギャルごはん」は、家庭科教師と女子高生ギャルが料理をすること、食べることを通じて、距離を縮めていくラブコメです。家庭科教師の矢部真司のところに、金髪・小麦肌・ギャル語でいかにもギャルな岡崎みくが訪ねてきます。この出会いがきっかけで料理研究会を立ち上げた矢部と、最初の部員となったみくは互いに惹かれ合うようになります。パリピギャルなみくですが、なんでも楽しもうとする姿勢は、男性から見ても女性から見ても好感が持てるでしょう。

『2.5次元の誘惑』は、高校生たちが全身全霊をかけてコスプレをするコスプレラブコメディ。二次元のキャラクターのリリエルを「俺の嫁」と言って愛している漫画研究部部長の奥村は、「リリエルになりたい」と1年生の天乃リリサに頼まれてコスプレの撮影をすることになります。すると目の前に現れたのはリアルなリリエルだったのです。男性向けの漫画ではありますが、女性にも親しみやすい絵柄となっています。

陰キャでサイコパス気質の主人公と、学内カースト上位の美少女が絡み合う『僕の心のヤバイやつ』。主人公の市川京太郎は、サイコパス気質を持っておりヤバイ妄想をするのが趣味。カースト上位の美少女・山田杏奈を憎み、彼女の動向を探るようになります。そのうち、地味で目立たない陰キャの市川と、カースト上位で人気者の山田は関わっていくうちに距離が縮まり…。ユーモラスに描かれていますが、過激なシーンも一部あるため読む人を選ぶかもしれません。

『最近雇ったメイドが怪しい』は、からかってばかりのメイドが無自覚タラシの坊ちゃまに反撃され、毎回赤面させられてしまう攻守逆転ラブコメディです。お坊ちゃまの悠利は、最近雇われたメイドのリリスのことが気になって仕方ありません。仕事熱心で真面目だけれど、メイド服は派手だし、料理はとてもおいしいし、吸い込まれるような紫の瞳をしている。純粋なお坊ちゃまは何もかもが怪しく思ってしまいます。リリスは本当に怪しい人なのか！？ぜひ漫画で確かめてみてください。

ラブハプニング満載の王道ラブコメ『思春期ちゃんのしつけかた』は、同級生だったふたりがある日突然義兄妹に…という展開から始まります。両親の再婚で義理の兄妹となった、白鳥耕介（しらとり・こうすけ）と飯島かのん。耕介にひみつを握られているかのんは「お家彼女になる」といきなり耕助に宣言します。義兄妹のスタンスを崩したくない耕助ですが、ひとつ屋根の下で生活して行くうちに、2人の距離が徐々に縮まっていきます。お家にいるときのかのんの無防備な姿にドキドキしてしまう男性は多いはず。

累計発行部数150万部突破のラノベのコミカライズ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』。衝撃的なタイトルですが、あまりいやらしさのない日常ラブコメです。失恋してやけ酒をした帰り道、サラリーマンの吉田は、道端にうずくまっていた女子高生の沙優（さゆ）を泊めます。そして、なし崩し的に家出してきて行き場のない沙優が居候することになり、奇妙な共同生活が始まるのでした。ライトノベルでは限られた挿絵のみですが、コミカライズではふたりの生活がありありと漫画として描かれているので、ライトノベル派の方にもおすすめです。

『不徳のギルド』は、コミカルだけどサービスカット満載のファンタジーラブコメです。実力派狩人のキクル・マダンは女性経験がなく、そんな自分自身の10代を振り返り、すっかり仕事へのモチベーションを失っている主人公。次々と魔物たちにエロい目にあわされる突っ込みどころ満載の物語です。他にも白魔・黒魔・戦士など、個性的な仲間たちが集合します。ギャグシーンもエロシーンもてんこもりで、主人公のキレのある突っ込みに笑いが止まりません。

ウザいけどかわいい「ウザかわ」なヒロインとのドタバタコメディ『宇崎ちゃんは遊びたい！』は、ニコニコ漫画年間ランキング2018の1位にもなった大人気漫画です。ひとりで過ごしたい大学3年生の桜井真一ですが、高校のときの後輩・宇崎花からちょっかいをかけられっぱなし。ぼっちなのを不憫に思ってのことですが、ウザ絡みしてくる宇崎のせいでなかなかひとりにはなれません。そんなふたりのどこまでもかみ合わない掛け合いが見どころとなっています。

『夫婦以上、恋人未満。』は、高校3年生の非モテ男子とリア充ギャルが「夫婦実習」で疑似夫婦生活を送る物語です。彼女いない歴＝年齢の非リア男子・薬院次郎と、美人なリア充ギャルの渡辺星は、それぞれ片思いの相手がいるのに授業の夫婦実習でペアになってしまいます。実習用のアパートで共同生活を始めたふたりは、最初は評価のためにいい夫婦を目指していましたが、次第にお互いに惹かれていくようになるのです。次郎・星ペアだけでなく、ランダムで選ばれたペアたちの恋愛も楽しめます。

勇者が魔王を倒すのはセオリーのはず。そんなふたりが恋に落ちてしまう異色のラブコメ『勇者と魔王のラブコメ』。魔王のもとにやってきた勇者は、突然「俺と付き合ってください！」と告白。しかも、不本意ながら付き合うことになってしまいます。ですが、魔王にベタ惚れしている勇者に、最初は「殺してやるっ！」と息巻いていた魔王も徐々に惹かれてしまいます。「たとえまた敵対しても、おまえはオレの恋人だ」など、コミカルながら勇者のカッコイイセリフも見逃せません。

彼女いない歴＝32年の男性と、彼氏いない歴＝28年の恋愛経験ゼロのカップルによる初々しいラブコメ『アラサーだけど、初恋です。』。付き合いはじめたばかりの彼女・山本から始めての彼氏であることを打ち明けられた井上。強がって「俺も恋愛経験多くないから」という井上だが、実は自分も恋愛経験ゼロ。引かれたくないからという理由で言い出せませんでした。初めてのお付き合いの初々しさと、アラサーだからこその悩みは、新鮮な部分も共感できる部分もあります。

ツンツンしながらも優しく甘やかしてくれる彼氏に悶絶する女性が続出した『ツン甘な彼氏』は、理想的な彼氏像を描いた人気のラブコメ漫画です。表情もいうこともツンツンしている「彼氏」ですが、本当は彼女のことが大好きで、いつも尽して尽くして、甘やかしすぎてしまいます。冒頭でも「アイスが食べたい」のひとりごとに、ブツブツいいながらすぐさまコンビニに向かっているのです。作中ではふたりとも名前が出てきていませんが、違和感なく世界観に引き込まれる作品です。

ヒロインの自虐ネタが面白く、そしてギャグばかりではなく実はキュン要素も盛り込まれた『ブスに花束を。』は、とてもリアルな女子高生のラブコメです。タイトルとおりブスな女子高生・田端花は、スクールカースト最下位でぼっちですが、ひょんなことからクラスでも人気者のイケメン・上野陽介と関わるようになり、徐々に距離が近付いていきます。最初は距離を置こうとする花ですが、スクールカーストなど気にしない陽介と次第に仲良くなり、クラスとの関わり方も変わることに。ストーリーそのものは王道のラブコメですが、ブス設定ならではの自虐ネタが面白く際立っています。

生活能力ゼロのキャリアウーマンと、完璧に家事をこなす家政夫のやりとりをコミカルに描いた『家政夫のナギサさん』は、テレビドラマにもなった大ヒットラブコメです。製薬会社の医薬情報担当者（MR）をしている相原メイは、仕事はできるのに家事はできないバリキャリ。そこで、家事代行サービス業者に依頼して派遣してもらったのが、家政夫の鴫野ナギサですが、最初はぶつかり合ってばかりでしたが、次第に仲良くなっていきます。ふたりの日常は見ているだけでしあわせな反面、途中で明らかになるナギサの過去には心が痛みます。

『お近づきになりたい宮膳さん』は、お互いお近づきになりたいと思っているけど、自分からアクションを起こせない。そんなじれったいふたりにキュンキュンさせられる学園ラブコメです。正真正銘のお嬢さまの宮膳桜は、中学時代にやんちゃしていた松林颯太と席が近くなったので、お近づきになりたいと話しかけるようになります。なぜか松林くんにはギクシャクしてしまい、松林くんも松林くんで、ぶっきらぼうになってしまったりと、なかなかうまくいきません。少しずつお近づきしていき、やがて惹かれ合うように。あまりのもどかしさに、見ているこっちが恥ずかしくなってしまいます。

『凪のお暇』はラブコメですが、将来に悩んだときに読んでほしいラブコメ漫画です。OLの凪はなにもかもうまくいかず、ある出来事をきっかけに「人生のリセット」を決断。都心から離れた立川の六畳一間のアパートに引っ越し「お暇」生活を始めた凪は、近隣住人と関わりながら、これまでさらけ出すことがなかった本当の自分をみつけていきます。ラブコメとしての見どころは、OL時代の元カレ・慎二と、お暇時代の元カレ・ゴンとの三角関係でしょう。

『先生は恋を教えられない』は、教職員にもクラスメイトにも内緒で付き合っている先生と生徒のリスキーな恋を描いたラブコメです。吉高凛子は鉄仮面と言われている厳しめの高校教師。無気力で課題はやらない、遅刻はする問題児の荒瀬くんは、しょっちゅう職員室に呼び出されています。ただ、このふたり…実は内緒で付き合っているのです。先生×生徒のラブコメでは珍しく、スタート時点ですでに付き合っているという一風変わったストーリーが楽しめます。学校にいるときとは、また違ったふたりの絡みが見どころです。

社内恋愛を描いた『この会社に好きな人がいます』は、現実にもありそうなちょっとリアルなラブコメです。お菓子メーカーの同期の立石真直（経理部）と三ツ谷結衣（企画部）は、顔を合わせた途端にいいあいをする「犬猿」の仲ですが、実は周囲に秘密で付きあっています。会社では食ってかかってくる結衣ですが、ふたりきりになったときのデレとのギャップにキュンとする作品です。「かなりマイナスに振っとかないと想いが溢れて態度に出ちゃう！」という理由から、必要以上に「犬猿」を演じているふたりにキュンとします。

『氷属性男子とクールな同僚女子』は、「マンガ大賞2019WEB漫画部門」にもノミネートされた話題のラブコメ漫画です。雪女の末裔（まつえい）らしい氷室くんは、集中すると吹雪になったり、霜が降りて花を枯らしてしまったりと少し不器用な性格。同僚の冬月さんは、表情が乏しいこともあってクールだと思われがちですが、本当はとても優しく、氷室くんのこともよく気遣ってくれる存在です。氷室くんはそんな冬月さんが好きなのですが、恋愛感情が高まると、また吹雪になってしまいます。近付くものみんな凍ってしまうという氷室くんですが、そんなことを気にしない冬月さんのラブストーリーに、心があたたまります。

不器用な年上上司が新入社員の教育係になったところから始まる『不器用な先輩｡』は、話題のオフィスラブコメで女性だけでなく男性にもおすすめのラブコメ漫画です。同僚からは「美人だけど、しゃべり方がきついし、視線も厳しくて怖い」といわれている鉄輪梓（かんなわ・あずさ）。そんな梓が教育係として付き添うことになったのは、梓とは正反対で社交的なタイプの亀川侑でした。性格も正反対のふたりですが、一緒に仕事をしていくうちに惹かれ合うようになります。不器用なだけで本当は優しい梓のぎこちない恋愛にキュンとしてしまいます。

『事情を知らない転校生がグイグイくる。』は、いじめられっこの主人公と、彼と仲良くなりたい転校生のやり取りが初々しいラブコメ漫画です。いじめられっこの西村茜は「死神」というあだ名でからかわれる毎日。ある日、同じクラスに高田太陽が転校してきます。転校生は西村茜に対して積極的に話しかけてくれるため、すぐに友達になります。人間関係をあきらめていた西村茜が転校生によって、心境が変わっていく展開が見どころです。

まかない付き下宿「河合壮」で繰り広げられる人情劇にフォーカスした『僕らはみんな河合荘』。恋愛だけでなく様々な人間関係が見られます。宇佐和成が下宿することになった「河合荘」には憧れの先輩である河合律（かわい・りつ）が住んでおり、親しくなろうとしますが「プロぼっち」とも言われる相手になかなかうまくいきません。しかも河合荘には個性的な住人ばかりで、しょっちゅうハプニングが起こります。河合壮での和気あいあいとした共同生活にも心が和まされる作品です。

うざいけど頼りになる先輩と、うざいと思いながらまんざらでもない後輩のラブコメ『先輩がうざい後輩の話』は、アニメ化もしている人気作です。入社2年前の五十嵐双葉（いがらし・ふたば）は、ガサツで鈍感な先輩の武田晴海（たけだ・はるみ）をうざたがっていますが、実は頼りにもしています。熊みたいな武田と猫みたいな五十嵐の身長差にもキュンとします。「先輩がうざい後輩の話」は、うざいだけではない面倒見のいい武田晴海が見どころです。そんな先輩のもとで奮闘する双葉の姿に、励まされる社会人も多いのでは。

グルメ漫画はたくさんありますが『水曜日のトリップランチ』は特に、読んだら誰かとごはんが食べたくなる、そんなラブコメ漫画です。次世代VRの研究者の十和博士は、研究に没頭して食べることを忘れてしまいます。毎週、水曜日限定で秘書課の岸田くんがランチ係として、ランチを作り一緒に食べることに。パンケーキのときはハワイ、豚まんのときは異国の夜市など、研究室のVRでシチュエーションにもこだわることに。特に、おいしそうにごはんを頬張る十和博士に、見ているこちらもお腹が空いてしまいそうです。

脱力系ラブコメの『ほむら先生はたぶんモテない』は、4コマなので読みやすいのも特徴です。ほむら先生はいつも白衣でダルそうにしており、さらに女子高生が怖くてしかたない、ダサかわな生物教師。モテなさそうなほむら先生に片思いしている蓮見さんは、日々ほむら先生を追いかけます。クセのありすぎるほむら先生ですが、心優しい魅力的なキャラクターとなっており、一途に想い続ける蓮見さんも応援したくなる作品です。

※表内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果（2024年1月）に基づいたものです。

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読んだら恋がしたくなるような、人気のラブコメ漫画をピックアップしました。内容・絵柄で、男女におすすめ、男性におすすめ、女性におすすめと分けていますが、男女ともに読める作品も数多くあるので、気になった作品はぜひ、書店や通販、配信サイトでチェックしてみてくださいね。胸キュンしたり、笑ったり、ラブコメ漫画を楽しみましょう。

※画像は全てイメージです。
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果（2024年1月）に基づいたものです。
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