目次
この記事はこんな方におすすめ
- sceneでの画像保存方法を画像付きで知りたい方
- sceneでアルバムやフォトシールの作り方を知りたい方
- sceneのメリット・デメリットを知りたい方
Sceneとは?
Sceneとは、写真整理ツールとして人気の無料アプリです。写真が日付順に一覧で表示され、写真整理からアルバム作り、共有、フォトブック作成がアプリ1つで実行できます。ここではSceneの特徴を詳しく見ていきましょう。
Sceneの特徴まとめ
- 写真の同期が早くて探しやすい
- 自分だけのアルバムを作成できる
- アルバムをいろんな人と共有できる
- パソコンでも使える
- フォトブックを作れる
特徴1. 写真の同期が早くて探しやすい
Sceneはアプリに取り込んだ写真が高速表示されるので、ストレスなく写真を確認できます。
撮った写真は日付ごとに一覧表示されるだけでなく、カレンダー表示や日付スライダーで、古い撮影日の写真にもすぐにアクセスできます。
特徴2. 自分だけのアルバムを作成できる
Sceneの最も大きな特徴は、写真を簡単に整理できること。自由にアルバムを作れる上に、1つのアルバムに入れられる写真は1,000枚、作れるアルバムは無制限です。
写真一枚ごとに説明文を加えることができるので、写真の思い出をコメントで残せます。
特徴3. アルバムをいろんな人と共有できる
Sceneで作成したアルバムは、家族や友達と共有できます。設定次第ではメンバーが写真を入れ替えたり、コメントを加えたりとみんなで一緒にアルバム作りができるのがポイントです。
また、作成したアルバムはFacebookやTwitterなどSNSに投稿してもOK。アルバムを公開する場合はリンクが発行されるので、お好みの方法で公開できます。
特徴4. Sceneはパソコンでも使える
Sceneはスマートフォンだけではなく、WindowsとiOSアプリでパソコンからも写真の整理をすることができます。
さらに、パソコン専用アプリ「Scene Connect」を利用すれば、パソコンやSDカードにある写真をiPhoneにインポートすることも可能。デジカメで撮影した写真も、iPhoneのSceneでまとめて閲覧・整理できます。
「Scene Connect」を利用するにはSceneでのアカウントが必要なので、利用前にアカウント登録を済ませておきましょう。
特徴5. Scene1つでフォトブックが自宅に届く
Sceneは作成したアルバムを利用して、フォトブックを作ることができます。Scene内のストアで注文すれば、アプリ上の操作だけで、フォトブックが自宅に届きます。
Sceneはこんな方におすすめ
写真整理アプリSceneはこんな場合にもとっても便利です。
- 写真が増えたせいで、見たい写真がすぐに見つからない。
- 撮り溜めた写真を形として残したい。
- オシャレな写真アルバムを手軽に作りたい。
- みんなが撮影した写真を簡単な方法で共有したい。
- 限定したメンバーに対してだけ写真を共有したい。
- 家族写真や成長記録をキレイなフォトブックで残したい。
- 子供やペットの写真でオリジナルのシールが作りたい。
Sceneの始め方について
さっそくSceneアプリの使い方をみてみましょう。
1. アプリをインストールする
まずはアプリをダウンロードします。ここではApp Storeからダウンロードしてみましょう。
2. 写真を取り込む
アプリを初めて開いた段階で、“Scene”から“写真”にアクセスしようとしていますという通知が出るので、「写真を選択」か「すべての写真へのアクセスを許可」をタップしましょう。
さらに、「“Scene”が“Bluetooth”の使用を求めています」に対して「OK」をタップすると、デジタルカメラのデータも取り込むことができます。
以上の設定は後でも変更できるので、必要に応じて設定を変えてくださいね。
3. Sceneをはじめる
取り込み設定を終えたら、「各種利用規約に同意します」にチェックを入れます。そのまま「はじめる」をタップすると、アプリが利用できるようになります。
4. 新規登録する
Sceneは新規登録をしなくてもアルバム作成やフォトブックサービスを利用することができます。
アカウント登録のメリットは、作成したアルバムがサーバーと同期されることです。同期されることで、2台目デバイスや機種変更後の端末、パソコンでもアルバムを利用できます。
また、アカウント登録自体は無料です。アルバムを大切に残しておきたい、他端末でも確認したい場合は、アカウントの新規登録を必ずしておきましょう。
Sceneの使い方について
1. 写真を表示する
Sceneでは、取り込んだ写真を2つの方法で表示することができます。
1つ目は日付順の表示です。日付で区切るように写真が一覧で表示されるので、いつ撮影されたかが瞬時に分かります。ピンチ操作で写真サイズを変更できるのも嬉しいポイントです。
2つ目はカレンダー表示です。1つ目に紹介した写真一覧の日付部分をタップすると、カレンダー表示に切り替わります。対応する日付に写真が一枚表示されているので、気になる日付をタップして、写真を確認しましょう。
2. 写真を確認する
気になる写真はタップすると、写真が大きく表示されます。下部に表示されるツールバーには、「写真の詳細情報表示」・「お気に入り」・「他のアルバムへのコピー」の3つの操作を行うことができます。
3. アルバムを作成する
Sceneの特徴の1つは、アルバムを自由に作成できることです。さまざまなアルバムを作れるのはもちろん、アルバム名やアルバムのカバー写真、アルバムの説明なども自由にカスタマイズできます。
アルバムの作成の方法は2つあるので、お好みの方法でアルバム作りをしてみましょう。
1つ目は、“整理モード”でアルバムを作成する方法です。Sceneでは写真をサクサク整理できる整理モードという機能が搭載されています。
写真を一覧で表示している際に、左上の「整理」 をタップするか、画面を右へスワイプすると、手軽に整理モードに切り替わります。
整理モード中は画面の左側にアルバムトレーが表示されるので、整理したい写真を長押しして持ちあげると、好きなアルバムに追加することができます。
2つ目は、アプリトップの下部「アルバム」から作成する方法です。下部のツールバーで「アルバム」をタップした後に、画面左上の+ボタンをタップすると、新アルバムが作成されます。
さらにアルバムを開くと、右下に「写真を追加」と表示されるので、タップしてアルバムに入れたい写真を選択しましょう。
アルバムではこれまでに作成したアルバムが一覧で表示されるので、アルバム確認にも役立ちますよ。
4. アルバムを友達と共有する
作成したアルバムは家族や友達と共有することができます。
まず共有したいアルバムを開いたら、下部ツールバーの「アルバムを共有」をタップして、家族や友達に共有を選択します。
次に共有設定を確認しましょう。撮影場所情報の共有をはじめ、アルバム名、カバー写真などの基本情報、コメントや写真追加など参加者へ許可する操作を設定。
すべての設定は共有した後でも変更できますし、プライベートに共有したい場合は、合言葉を設定することも可能です。
5. アルバムをウェブで公開する
作成したアルバムは友達や家族と共有するだけでなく、ウェブで公開することもできます。
共有したいアルバムを開いたら、下部ツールバーの「ウェブで公開」をタップします。
次に、共有内容を確認しましょう。撮影場所情報の共有をはじめ、アルバム名、カバー写真などの基本情報、コメントや写真追加など参加者へ許可する操作を設定。
すべての設定は公開した後でも変更できます。
共有内容の設定後に上部ツールバーの「共有」をタップ。アルバム写真のアップロードが終わり、公開アルバムのリンクが表示されれば公開完了です。
FacebookやTwitterなど、お好みのSNSやツールでシェアしても良いですね。
6. Sceneでフォトブックを作成する
Sceneではアプリ内で写真をプリントできるだけでなく、フォトブックやフォトシールを注文することができます。ここでは15㎝の正方形フォトブックの作成方法を詳しく紹介します。
Sceneでフォトブックを作成するメリットとデメリットも参考にしてみてください。
Sceneでフォトブックを作成する方法
Sceneアプリを起動して、画面下のストアマークをタップします。
ストア内の「フォトブックの項目」を選択して、 注文したいページ数の横にブルーの「作成する」ボタンをタップしましょう。16ページ400円(税込)〜48ページ840円(税込)の、5種類から選べます。
カバーデザインを選択します。注文したいカバーデザインが見つかったら、横にあるブルーの「選択」ボタンをタップ。
次の画面で印刷したい画像を、すべての写真または作成したアルバム名からチョイスしましょう。
選べる画像の枚数は、最初に選択したページ数プラス表紙用の画像1枚です。1番最初に選んだ画像が表紙になりますが、表紙設定は後から変更できます。
選び終わったら画面右上の「完了」をタップします。
画像を選び終わったら、フォトブックの仕上がりを確認できます。プレビュー画像を左から右へスワイプすると、ページをめくるように全ページの仕上がりイメージをチェック。
プレビューではタイトルや写真の順番、カバーデザインを変更できます。
全体の確認が終わったら、各ページに添えるコメントの編集を行います。「ページ項目」の横にある「編集」をタップすると、各ページの編集画面が表示。
画面下の「説明文を入力」をタップするとコメント編集を行うことができます。編集が終わったら画面上の「保存」をタップします。
写真へのコメントは無くてもあってもOK。コメントする場合は最大32文字まで印刷可能です。
全ての編集が終了したら、プレビュー画面で最終確認。問題無ければ、プレビュー画面上の「次へ」をタップします。
次に本のタイプを選びましょう。「フォトブック通常盤」はソフトカバー、「グランフォトブック」はハードカバーの高品質のフォトブックです。
お好みのフォトブックを選択して、画面上の「保存」をタップします。
アプリ上部に「保存完了」が表示されれば、フォトブックの作成案は完了です。保存されたフォトブック案は、ストアトップ画面の右上にあるカートのマークからいつでも確認や編集が可能です。
実際に注文する場合は、画面上の「レジに進む」をタップ。カート画面に移るので、注文商品の金額と送料をチェックしましょう。
確認できたら、届け先の住所や連絡先メールアドレスなどを入力し、お支払い方法を決定します。
最終確認画面で注文内容を確認し、青い「注文を確定する」ボタンをタップ! 「注文を完了しました」が表示されれば、無事注文完了です。
Sceneのメリット
Sceneメリットまとめ
- レイアウトを自動で調整ができる
- フォトブックを自由に編集できる
- 保存したフォトブックをいつでも注文できる
- フォトブックの種類が選べる
レイアウトを自動で調整できる
Sceneのフォトブックは使いたい写真を選んで説明文を編集するだけでOK。写真とコメントのレイアウトは自動でキレイに調整されるので、自分で微調整する必要はありません。
フォトブックを自由に編集できる
Sceneでフォトブック作成する場合、ページ数に合わせて最初に写真を選びますが、「やっぱりこっちの写真が良いかも」となった場合は、写真を取りかえることができます。
コメントやカバーデザインもいつでも自由に変更できます。
保存したフォトブックをいつでも注文
Sceneで一度作成したフォトブックは、カート画面からいつでも確認や編集ができます。
一度作っておけば好きな時に注文できるので、同じフォトブックを後から注文することや、写真を差し替えて注文することもOK。一から作り直す手間が省けます。
フォトブックの種類が選べる
同じフォトブック案で、お手軽価格ソフトカバータイプのフォトブック通常盤と、ハードカバーで高品質な「グランフォトブック」の2種類が選べます。
「グランフォトブック」は、ハードカバーで表紙はマットラミネート加工、写真専用のプリント方式、ケース付きなど、高級感のある仕上がりに。
保存用でグランフォトブック、プレゼントや内祝いでフォトブック通常盤など、同じフォトブック案を使い分けて作れるのが嬉しいですね。
Sceneのデメリット
Sceneデメリットまとめ
- プリントアウト時にズレが発生することがある
- 画像自体の編集ができない
プリントアウト時にズレが発生することがある
Sceneアプリで写真をプリントアウトした場合、上下左右1〜2mm程度のズレが発生することも。ただし、ズレの発生はSceneに限ったことではなく、通常の写真印刷でも発生することがあります。
万が一ズレが生じても問題ないように、端のエリアに重要な部分が無い画像の使用がおすすめです。
画像自体の編集ができない
Sceneアプリでは、アルバムの作成やコメントの挿入ができますが、写真自体の編集はできません。
画像の明るさ調整やフィルター適用、トリミングはできないので、必要な場合は別のアプリやソフトを利用しましょう。
Sceneはその他サービスも充実している!
Sceneではフォトブックサービスの他に、一般的な写真プリントやフォトシールも作成できます。中でも「フォトシールサービス」は、正方形型と丸型、星型と3つの形を選ぶことができます。
シールタイプなので、色々な場所に貼れるのがポイント。
ポリエステル製の丈夫なシールでUVコーティングが施されているので、色褪せにも強いフォトシーツです。手紙やハガキはもちろん、マグカップやお弁当箱、自転車やバイクなど、水に濡れる場所にも貼れますよ。
有料版Sceneプレミアムとは
Sceneは基本的に無料で利用できる写真アプリですが、月額360円(税込)で有料版Sceneプレミアムを利用することができます。
有料版Sceneプレミアムのメリット
- 印刷商品をお得に購入できる
- 動画も整理・共有できる
- 共有できる写真枚数が増える
印刷商品をお得に購入できる
Sceneプレミアムに登録すると、「写真プリント 1~最大16枚」・「 フォトシール 1枚」・「フォトブック 1冊(16ページ)」の3種類の中から、毎月1点が無料※になります。※送料は別途かかります。
通常料金は、写真プリントが1枚42円(税込)、フォトシールが1枚620円(税込)、フォトブック1冊(16ページ)が400円(税込)です。
Sceneプレミアムは月額360円(税込)のため、毎月利用する方におすすめです。
また、Sceneプレミアム会員を12か月継続すると、ストアで購入商品の送料がいつでも半額に。ストア内の商品がスペシャル価格になる、プレミアム会員限定セールもあります。
動画も整理・共有できる
Sceneの無料版では整理・共有できるのが写真だけですが、Sceneプレミアムでは動画もアルバムに整理・共有できるようになります。
共有できる写真枚数が増える
アルバムに整理できる写真枚数が、Scene無料版では1,000枚であるのに対して、Sceneプレミアムでは3,000枚と、アルバムの容量が3倍に増えます。
さらに、PC・Macと同期できる写真枚数は3,000枚から無制限にアップ。デジタルカメラで撮影した写真も整理できる枚数が増えます。
有料版Sceneプレミアムデメリット
- 毎月360円(税込)かかる
Sceneプレミアムに登録する際の最も大きな懸念点は、毎月360円(税込)が発生すること。
Sceneプレミアムでは、毎月1点の注文料金が無料になるので、定期的にフォトブックやフォトシールを注文する方にはメリットですが、印刷商品を注文する頻度が少ない場合には、商品価格よりも月額利用料の総額の方が高い、といったことにもなります。
Sceneプレミアムでは初回1ヶ月が無料になるキャンペーンを行っているので、まずは登録してみて、その上でメリットを感じられなければ、無料期間中に退会するという方法もあります。
Sceneで困ったときの対処法
スマホの機種変更でデータは引き継げる?
機種変更した新しい端末で、前の端末と同じアカウントでログインすれば、アルバムを引き継ぐことができます。ただし、引き継ぐには、Sceneにアカウント登録しておくことが必要です!
アカウントを登録していない、または前の端末でログインしていなかった場合は、アルバムを引き継ぐことができません。
機種変更を行う際は、元の端末のSceneアプリで必ずアカウント登録をしておきましょう。
消えた?写真が見つからないのはなぜ?
Sceneは使用している端末内に保存されている写真を表示するアプリとして開発されています。
そのため、標準の写真アプリなどを利用して写真を端末から削除すると、その写真はSceneでの表示ができなくなります。
Sceneのアルバムに写真を追加した場合は、Sceneのアルバムに写真がコピーされるので、端末に保存されている写真を削除してもSceneのアルバムには写真が残ります。
他にも、以下の原因が考えられます。
1. 写真のコピー中に端末から写真を消してしまった
アルバムへの写真のコピーには時間がかかることもあり、バックグラウンドでゆっくり処理されます。
このコピー処理が完了する前に端末から写真を削除してしまうと、アルバムからも写真が消えてしまいます。
2. 表示できないフォーマットになっている
GIF動画やSceneで表示できない特殊なフォーマットの画像はコピーできないため、端末から削除されるとアルバムでは表示できず、消えたように見えます。
スマホのストレージ容量は?いっぱいにならない?
デジカメなどで撮影した写真は、パソコン専用ソフト「Scene Connect」をインストールすることでSceneと同期できます。
アプリのSceneには、スマートフォンに最適化されたサイズで同期されるので、たくさんの写真を同期してもストレージ容量の心配はいりません。
Sceneで写真整理をもっと自由に楽しもう
写真整理アプリSceneの特徴と詳しい使い方をご紹介しました。月額360円(税込)のプレミアムサービスもありますが、無料版でも十分に便利なアプリです。写真整理やアルバム作成に困っている方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
※画像は全てイメージです。
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2022年2月)に基づいたものです。
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