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新しい不動産投資の手法として1万円程度の少額からでも始められる不動産クラウドファウンディングが注目を集めています。
その中でもオススメなのが利回り不動産です。
今回は利回り不動産の特徴やメリット、具体的な投資の始め方など詳しくご紹介します。
不動産クラウドファウンディングとは

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不動産投資というと多くの資金が必要だったり、融資を受ける必要があったりとハードルが高いイメージがあるかもしれません。
不動産クラウドファウンディングは、一般の投資家から資金を募り、集まった資金を利用してクラウドファウンディング事業者が不動産を取得して・運営を行うという仕組みです。2017年の法改正によりインターネットを通じた不動産投資として誕生した投資手法になります。
複数人で一つの不動産に投資ができるので、1口1万円~と少額で投資が始められるのが特徴。まとまった資金を準備する必要がないので不動産投資が始めやすいと今大注目されているんです。
ファンドが募集されると瞬く間に完売してしまうような事業者もあり、今かなり人気のサービスとなっています。
不動産クラウドファウンディング事業者もいくつかありますが、その中でもオススメなのが利回り不動産です。
利回り不動産とは
利回り不動産は、株式会社ワイズホールディングが提供している不動産クラウドファウンディングサービス。
これまでホテルや商業施設を中心に、大規模な不動産開発業務を行ってきた実績のある不動産投資のプロです。
運営会社 | 株式会社ワイズホールディングス |
---|---|
本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目3番 |
設立 | 平成26年8月 |
資本金 | 1億円 |
代表 | 和泉 隆弘/萩 公男 |
事業内容 | ・不動産開発事業 |
ワイズホールディングが不動産クラウドファウンディングを開始したのは2021年からですが、以来大人気のサービスとなっています。
利回り不動産の特徴とメリット

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利回り不動産の特徴やメリットについて、抑えておきたい4点をまとめてみました。
1口1万円から投資が可能
不動産クラウドファウンディングは現物の不動産投資よりも少額で始められるというのが大きなメリットの一つです。
ですが、サービスによって最低投資金額に違いがあり、1口数万円~10万円程度となっている場合も。
利回り不動産であれば1口1万円からの投資が可能なので、これから不動産投資を始めたいという方にも向いているサービスです。
高い利回りが期待できる
利回り不動産で募集・運用されているファンドの予定利回りは年換算で6.0%~8.0%となっています。
他の不動産クラウドファウンディングでは3.0%~5.0%程度のところも多いので、利回り不動産は利回りが高く設定されています。
金融機関などに預金をした場合だと、金利は高くても0.01%程度なので、利回り不動産の場合600倍~800倍の利回りということに。
投資をする目的は何より収益を得ることなので、利回りが高いのは非常に優れたメリットです。
優先劣後出資を採用している
優先劣後出資方式とは、投資家の資金の元本割れリスクを低くするための仕組みです。投資家の資金を”優先出資分”、クラウドファウンディング事業者の資金を”劣後出資分”として別々に管理されます。
不動産投資クラウドファウンディングでは、投資した不動産の運用益を分配金として受け取れますが、一方で運用損失が出る可能性も。
利回り不動産では損失が出た場合に劣後出資分から10%の損失まではカバーしてくれます。
元本割れリスクが抑えられ、運用益が確保しやすいことも大きなメリットになります。
短期間で運用可能
利回り不動産で運用・募集されているファンドは、運用期間が6か月~12か月に設定されています。
長期の不動産投資の場合、運用期間が10年を超えるものもあるので、利回り不動産は短めの設定となっています。
資金を長期間拘束されてしまうことが比較的少ないので、投資に取り組みやすく、これも利回り不動産のメリットの一つです。
この他にも利回不動産の優れた点はありますが、最もメリットであろう4点についてまとめてみました。
他の不動産クラウドファウンディングと比べてもメリットの多いサービスだといえます。
利回り不動産にはどんなファンドがある?
では、利回り不動産では実際にどんなファンドが募集・運用されているのでしょうか。
2022年1月現在公式サイトで確認できるファンドについてまとめてみました。
ファンド名 | 予定利回り(年換算) | 運用期間 | 分配 | 最低投資金額(1口) | 募集方式 |
---|---|---|---|---|---|
第19号 | 8,0% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第18号 | 7.00% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第17号 | 7.00% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第16号 | 6.00% | 12か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第15号 | 6.50% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第14号 | 6.00% | 12か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第13号 | 6.50% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第12号 | 7.00% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第11号 | 6.50% | 12か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第10号 | 5.00% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第9号 | 8.00% | 12か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第8号 | 6.50% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第7号 | 5.50% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 先着式 |
第6号 | 7.00% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第5号 | 7.00% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 抽選式 |
第4号 | 7.00% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 先着式 |
第3号 | 6.50% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 先着式 |
第2号 | 6.50% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 先着式 |
第1号 | 7.00% | 6か月 | 半年 | 1万円 | 先着式 |
※このテーブルは左右にスクロールできます。
上記19のファンドが募集・運用されており、地域は北海道から沖縄まで全国に渡ります。
利回りは6.5%~7.0%のファンドが多く、8.0%のものもあり、やはり利回り不動産の利回りは高めに設定されているのがわかります。
運用期間も6か月のものがほとんどで、長期で資金を拘束されることもなく、分配が早くなるので取り組みやすいといえるでしょう。
また、募集金額に対して10倍以上の申込総額を集めているようなファンドもあり、利回り不動産のファンドやサービスが魅力的で人気があるいうことがわかります。
実際に募集開始から数分程度で募集金額の3倍以上を集めたこともあり、申し込めば必ず当選するというものではありません。今後募集されるファンドもおそらく人気を集めると思われます。
利回り不動産で不動産クラウドファウンディングを始めようと思っている方は、今のうちに登録をしておいて、新規募集をこまめにチェックするのが良いでしょう。
募集期間は数日程度となっているので、気づいたときには募集が終わっていた、ということにもなりかねません。扱っているファンドの募集・運用状況から見ても利回り不動産は非常にオススメです。
利回り不動産はこんな人に向いている!

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ここまで利回り不動産の特徴やメリット等ご紹介してきましたが、個人の目的やライフスタイル等によっても向き不向きがあります。
利回り不動産の不動産クラウドファウンディングはこんな方にオススメです。
小額から不動産投資を始めたい
利回り不動産ではクラウドファウンディング方式で不動産が小口化されるので1口1万円から始められます。
一般的な不動産投資だと数千万円という額の資金が必要になることもありますし、銀行で融資を受けるのも簡単なことではありませんので、投資のハードルが非常に高いです。
若い方や収入がそこまで多くない方は、不動産投資に興味はあるものの手を出すのは難しいと思っている方が多いでしょう。
ですが、1口1万円程度であれば不動産投資を始めやすいといえるでしょう。
運用に手間をかけたくない
一般の不動産投資の場合は不動産の賃貸管理や運用の手間がかかります。物件の修繕や入居者の管理等、面倒な運用管理業務が発生してしまうのです。
専業の投資家であれば良いですが、本業がある方が副業として取り組むには時間的にも難しい部分があります。
ですが、利回り不動産はクラウドファウンディングなので、そのような手間がかかることもありません。
運用管理業務は不動産運用のプロである利回り不動産が行ってくれるので、投資家に運用管理の手間や費用はかかりません。
また、サービスの登録から案件の申し込み、分配金の受け取りまですべてインターネット上で完結します。
短期間で投資資金を回収したい
一般的な不動産投資の運用期間は10年を超える場合もあり、投資をしたものの資金が返ってくるまでにかなり時間がかかってしまいます。
利回り不動産は運用期間は6か月となっているファンドが多く、他の不動産クラウドファウンディングと比べても、短めに設定されています。
長期間お金が動かせないのは精神的な不安にも繋がりますし、資金流動性の面でもデメリットとなります。
運用期間が短い利回り不動産であれば投資資金を長期間拘束されることもないので、投資が始めやすくなります。
利回り不動産で投資を始めるには?具体的手順を解説

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「自分には不動産投資なんて無理」と思っていた方も利回り不動産であれば不動産投資が始めやすいということがわかったかと思います。
利回り不動産は申し込みから分配金の受け取りまでインターネット上で完結するのも特徴の一つです。
では、実際に登録からファンドの申し込みまでどのような手順が必要なのか、スマートフォンでの登録例を具体的にご紹介します。
会員登録
まずは利回り不動産の公式サイトから会員登録を行います。

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サイト右上のメニューから「新規会員登録」を選択し、メールアドレスやパスワード等ログイン情報を入力して仮登録を行います。
入力したメールアドレス宛てに本登録用のURLがメールで届くのでそちらを確認し、メール内のURLをタップして本人確認を行っていきます。

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スマートフォンの場合、オンライン本人認証サービスのproost(プルースト)を利用します。
proost以外の方法だと郵送ハガキの受け取り等が必要になってしまうため、proostでの認証がオススメです。

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proostのサイトへ移動するので「手続きを進める」をタップし、会員規約内容を確認のうえ「同意して次へ」をタップ。
続いてSMS認証を行います。認証コードを受け取るスマートフォンの携帯電話番号を入力して「SMSを送信する」をタップ。

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認証コードを入力する画面が表示されるので、SMSに届いたコードを確認して入力します。
身分証明書を選択する画面となりますが、以下のいずれかの身分証明書が利用できます。これらを手元に準備しておきましょう。
- 運転免許証/運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 在留カード/特別永住者証明書

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スマートフォンのカメラで身分証明書等を撮影するだけで本人確認を行うことができるので便利です。
画像を送信した後は氏名等の情報を入力していきます。

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本人確認が終わると次は利回り不動産のサイトで本登録を進めていきます。

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再び住所等を入力しますが、proostで入力された情報が自動で引き継がれるので必要な箇所だけ入力していきます。
以上で会員登録の手続きが完了となります。この後利回り不動産で審査が行われ、通れば登録完了となります。

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審査の関係上本登録の完了までは少し時間がかかるので、ファンドの応募を行いたい場合は余裕を持って申し込んでおきましょう。
本登録が完了すると書類確認完了のお知らせがメールで届きます。

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メール内のURLからログインし、記載されている本人確認コードを入力すると本登録が完了となります。
ファンドに応募する
本登録が完了するとファンドの申し込みが可能となります。
利回り不動産の公式サイトを確認して、募集中のファンドで気になったものがあれば申し込みをしてみましょう。
本人確認の審査が終わっていない状態だと申し込みはできないので注意してください。
応募の方法は簡単で、口数と出資金額を入力して申し込むだけ。応募の際は契約成立前書面と重要事項説明書の確認も必要です。

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今回の応募では募集開始から1時間ほどで申込総額がすでに100%を超えていました。やはり利回り不動産のファンドは人気なようです。
申込が完了すると取引履歴から抽選ステータスが「申込」の状態になっていることが確認できます。

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あとは抽選日まで当選を待ちましょう。
今回実際に登録からファンドの申し込みまで行いましたが、書類を郵送したりすることもなくスマホ一台で簡単にできました。
利回り不動産のファンドの多くが抽選式で、申し込みまでであれば無料なのでこの時点でお金がかかるようなことはありません。
本当に1万円からでも応募ができるので不動産投資を始めやすいですね。
契約・入金後に運用開始
ファンド成立した場合は登録したメールアドレスに連絡があります。応募に当選した場合、契約成立時書面の確認をもって契約が締結となります。
書面の確認後は出資金を指定口座に資金を入金し、確認をされた後にメール連絡があり、運用開始。
運用中のファンドの進捗状況等はメールや会員ページにファンド情報詳細で確認することができます。
利回り不動産はオススメの不動産クラウドファンディング!

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不動産投資というと色々な書類が必要なのかと思うかもしれませんが、利回り不動産はこのように非常にシンプルな流れになっています。
ネット上ですべてが完結するのでどのような方でも取り組みやすい不動産投資といえるでしょう。
小額から投資ができて、利回りも良く、短い運用期間で、すでに不動産投資に取り組まれている方はもちろん、これから不動産投資を始めたい方にも非常にオススメできるサービスとなっています。
貯金を銀行に預けたままではなかなか増えることもありませんので、この機会に不動産投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
※画像は全てイメージです。
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2022年2月)に基づいたものです。
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