【2024年最新】不動産クラウドファンディングのおすすめ12選| 仕組みや選び方もご紹介

【2024年最新】不動産クラウドファンディングのおすすめ12選| 仕組みや選び方もご紹介

不動産クラウドファンディングという新しい投資の形

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不動産クラウドファンディングは、新しい不動産投資法として近年注目を集めています。現物不動産投資のように、物件購入のために数百万円以上の資金を準備する必要がないのが特徴です。この記事では、不動産クラウドファンディング事業者のおすすめを選び方とともにご紹介します。

不動産クラウドファンディング 選ぶ際の5つのポイント

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不動産クラウドファンディング事業者の選び方を5つ紹介します。自分に合った事業者を選ぶ際の参考にしてみてください。

社会的信頼度で選ぶ

不動産クラウドファンディングを選ぶ際は、運営会社の社会的信頼度をチェックしましょう。上場している企業や、不動産分野において長年の実績を持つ企業は資本力や蓄積されているノウハウの観点から、比較的信頼度が高いといえます。倒産のリスクが大きいと考えられるような事業者は選ばないようにしましょう。

案件数で選ぶ

不動産クラウドファンディングのサイトによって、供給している案件数に幅があります。もちろん抱える案件数が多い方が投資したいと思える案件に出会う確率も高いです。案件数が少ないサイトでは、募集金額が少なく、投資家同士で奪い合いとなり、投資したくても機会が訪れない可能性があります。案件が更新される頻度が高いサイトを選ぶのが◎。

不動産の種類で選ぶ

不動産クラウドファンディングが運用する不動産には、マンションやホテル、商業施設、学校などさまざまな種類があります。安定性を求めるならマンション、高い利回りを求めるなら宿泊施設や商業施設というように、何を求めるかによって選択肢が変わるため、希望する不動産の種類があるかをチェックしましょう。

マンション

住居用なので需要があり、収益が安定
しやすいが、その分利回りは高くない

宿泊施設

高い収益性を見込めることもあるが、
景気や社会情勢によって需要が変動す
るため、赤字の可能性もある

情報の開示性で選ぶ

不動産投資に限らず、どんな投資でもリスク回避のためには情報チェックが欠かせません。確認するべき不動産情報には、物件の住所・築年数・面積、施行を請け負った会社などがあります。加えて物件を運営している会社とその財務状況、展開している事業なども見ておくと良いでしょう。

配当方法で選ぶ

不動産クラウドファンディングで投資を始めるなら、配当方法を把握しておく必要があります。運営会社によって配当金の利率や受け取る回数、期日などが異なりますので、サイトごとの特色を知るためにも必ず確認しておきましょう。配当金の金額は、「投資金額×配当金の利率」で算出されます。

不動産クラウドファンディング おすすめ12選

不動産クラウドファンディングのおすすめ事業者をご紹介します。それぞれの特徴をまとめてみたので、ぜひ比較検討してください。

サービス名

運営会社

上場

想定利回り

運用期間

最小投資金額

不動産の種類

口座開設/維持費

利回り不動産

株式会社ワイズホールディングス

約5~8%

6ヶ月~

1万円~

マンション/アパート/ビル

Rimple

プロパティエージェント株式会社

約3~5%

6ヶ月~

1万円~

マンション

無料

CREAL

クリアル株式会社

約3~8%

6ヶ月~

1万円~

マンション/ホテル/保育園/学校

無料

クラウドリアリティ

株式会社クラウドリアルティ

約4.5~7%

11ヶ月~

5万円~

古民家/保育施設/太陽光発電所 など

COZUCHI

LAETOLI株式会社

約2~20%

3か月~

1万円~

マンション/ビル など

無料

ちょこっと不動産

株式会社良栄

約5~6%

5ヶ月~

1万円~

戸建住宅/マンション/アパート/ビル/店舗 など

A funding

株式会社AMBITTION

約4.5~6%

6ヶ月~

1万円~

マンション

口座開設無料

FANTAS funding

FANTAS technology株式会社

約2.5~7%

92日間~

1万円~

中古物件/空き家/マンション など

RENOSY クラウドファンディング

株式会社GA technologies

約4~8%

3ヶ月~

1万円~

マンション

CRE Funding

株式会社シーアールイー

約2.3~3%

3ヶ月~

10万円~

大型倉庫/物流不動産 など

無料

Bankers

株式会社バンカーズ・ホールディング

約1.86~4.37%

4ヶ月~

1万円~

医療機関 など

TECROWD

TECRA株式会社

約8~11%

4ヶ月~

10万円~

海外のオフィスビル/レジデンス
国内では集合住宅など

維持費無料

※このテーブルは左右にスクロールできます

1. 少額・短期間ではじめられる 【利回り不動産】

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出典: rimawari.co.jp

おすすめポイント

・投資で「ワイズコイン」が貯まる
・GMOあおぞらネット銀行からの
出金、入金は手数料0円
・投資申請無料

「利回り不動産」は、ホテルや商業施設などを中心に不動産開発を手掛けてきた株式会社ワイズホールディングスが提供する不動産クラウドファンディングサービス。

1口1万円からの小額投資が可能で、貯蓄に合わせて柔軟に投資を始めることができます。ウェブだけで申し込み手続きが完結できる簡単さも魅力です。また、投資することで「ワイズコイン」が貯まることも特徴のひとつ。貯まったコインは利回り不動産で現金と同様に使用することができます。優先劣後出資を採用しているため、不動産売却時に損失が発生しても投資家出資分が優先され、元本割れを抑えることが可能です。

ワイズグループが賃貸管理や運用を行うため、手間がかからないこともおすすめポイント。もちろんマーケット分析や物件情報など、投資を行う上での必要情報も開示されています。

サービス名

利回り不動産

運営会社

株式会社
ワイズホールディングス

上場

想定利回り

約5~8%

運用期間

6ヶ月~

最小投資金額

1万円~

不動産の種類

マンション/アパート
/ビル

口座開設/維持費

2. 東証一部上場の信頼感【Rimple】

funding.propertyagent.co.jp

出典: funding.propertyagent.co.jp

おすすめポイント

・他社のポイントをコインに交換できる
・優先劣後方式で30%まで損失を負担

「Rimple」は、東証一部上場のプロパティエージェントを運営母体とする不動産クラウドファンディング。

不動産投資物件で実績のある企業が運営しているため、物件を選ぶ目と、高い信頼感があります。優先劣後方式を採用しており、出資時に出資者が7割、Rimpleが3割を負担するため、万が一損失が出た場合も出資者の元本30%は守られるシステム。1万円からの少額投資が可能で、他社のポイントを「リアルエステートコイン」に交換し、1コイン1円として不動産投資に使えるのも魅力です。

サービス名

Rimple

運営会社

プロパティエージェント
株式会社

上場

想定利回り

約3~5%

運用期間

6ヶ月~

最小投資金額

1万円~

不動産の種類

マンション

口座開設/維持費

無料

3. 運用資産約350億円【CREAL】

creal.jp

出典: creal.jp

おすすめポイント

・契約、不動産管理をWEB上でできる

「CREAL」は、2018年からスタートした、株式会社クリアルが運営する不動産クラウドファンディングです。

株式会社クリアルは運用資産残高約350億円※と不動産投資業界でも実績があり、物件を厳選しています。マンションやホテルの他、学校や保育園など幅広い案件を扱っているため、即完売の心配もありません。信頼性の高さゆえ、おすすめの運営会社と言えます。1口1万円からの投資が可能で、基本手数料も無料、企業側10~20%の優先劣後出資方式も導入されています。
※2021年11月末現在

サービス名

CREAL

運営会社

クリアル株式会社

上場

想定利回り

約3~8%

運用期間

6ヶ月~

最小投資金額

1万円~

不動産の種類

マンション/ホテル
/保育園/学校

口座開設/維持費

無料

4. 投資先が幅広い 【クラウドリアリティ】

www.crowd-realty.com

出典: www.crowd-realty.com

おすすめポイント

・分配、出資金払戻しを再投資に使える

「クラウドリアルティ」は、2014年設立の株式会社クラウドリアルティが運営する不動産クラウドファンディング。

設立以来メガバンク、大手企業からの融資を受け、累積資本金は6億円以上で安定感があります。古民家再生や地域振興、社会貢献など、多用な価値観を見出し、幅広い不動産案件を取り扱っている点が大きな特徴です。1口5万円からとやや高めですが、直近案件の年間利回りが約4.5~6.0%と全体的に想定利回りが高い点が魅力。ハイリターンを狙う方におすすめです。

サービス名

クラウドリアリティ

運営会社

株式会社
クラウドリアルティ

上場

想定利回り

約4.5~7%

運用期間

11ヶ月~

最小投資金額

5万円~

不動産の種類

古民家/保育施設
/太陽光発電所 など

口座開設/維持費

5. 情報の開示性が高い【COZUCHI】

cozuchi.com

出典: cozuchi.com

おすすめポイント

・配当利回り上限なし
・キャピタルゲイン型の物件は買取保証付き

「COZUCHI」は、1999年設立のLAETOLI株式会社を運営元とする不動産クラウドファンディングです。

不動産ファンドを中心に、リノベーション、買取など幅広く展開している会社で、不動産投資のノウハウや実績の豊富さが魅力。優先劣後構造を採用することでローリスクを実現しながら、 年利率3~12%程度のミドル〜ハイリターンを実現。「商品設計は、リスクは低く、リターンはできるだけ大きく」の実現を目指している点が最大の特徴です。("COZUCHI公式HP"より)

サービス名

COZUCHI

運営会社

LAETOLI株式会社

上場

想定利回り

約2~20%

運用期間

3か月~

最小投資金額

1万円~

不動産の種類

マンション/ビル など

口座開設/維持費

無料

6. 豊富な物件が魅力【ちょこっと不動産】

chokotto-fudousan.jp

出典: chokotto-fudousan.jp

おすすめポイント

・契約事務手数料が無料
・優先劣後方式(優先70%劣後30%)を採用
・分配金は毎月支払い

「ちょこっと不動産」は、不動産開発や不動産賃貸の分野で実績を持つ株式会社良栄が運営する不動産クラウドファンディングです。

2021年スタートという新規参入のサービスですが、投資商品の種類の幅を拡大する予定となっているため、今後に大きく期待できます。投資は1万円からと少額で、戸建住宅、マンション、アパートなどのレジデンスやオフィスビル、テナントビルなどが対象物件。優先劣後方式を導入しているため、下落リスクにも対応しています。

サービス名

ちょこっと不動産

運営会社

株式会社良栄

上場

想定利回り

約5~6%

運用期間

5ヶ月~

最小投資金額

1万円~

不動産の種類

戸建住宅/マンション
/アパート/ビル/店舗 など

口座開設/維持費

7. 1万円から始められる【A funding】

afunding.jp

出典: afunding.jp

おすすめポイント

・申込手数料、口座開設が無料
・上場企業で2万戸以上の不動産を管理

「A funding」は、口座開設無料、業界最低水準の運用報酬、最低投資額1万円の不動産クラウドファンディングです。

運営会社の株式会社AMBITTIONは2014年9月に東京証券取引所マザーズに上場。さらに、2万戸を超える不動産管理の実績があり、投資不動産の確かな目利きを持つ企業として知られているため、信頼度は高いと判断できます。案件によっては想定利回り6.0%前後、運用期間も6ヶ月と比較的短期なので、早くリターンを得たい方におすすめです。

サービス名

A funding

運営会社

株式会社AMBITTION

上場

想定利回り

約4.5~6%

運用期間

6ヶ月~

最小投資金額

1万円~

不動産の種類

マンション

口座開設/維持費

口座開設無料

8. 中古物件や空き家がメイン 【FANTAS funding】

www.fantas-funding.com

出典: www.fantas-funding.com

おすすめポイント

・配当金の振込み手数料がかからない
・物件のバリエーションが豊富

「FANTAS funding」は、2010年設立のFANTAS technology株式会社を運営元とする不動産クラウドファンディングです。

運営会社の特徴として、中古物件や空き家をメインに取り扱っており、再生事業や社会貢献に繋げつつ低リスクの投資を目指していることが挙げられます。投資用不動産の相談から契約までネットで済ますことができるのも魅力のひとつです。1口1万円からの小口投資も可能。出資者の安全性を高めるため、優先劣後方式を取り入れ、価格下落が生じた場合も、20%までの下落であれば投資家側の元本は守られる仕組みを採用しています。

サービス名

FANTAS funding

運営会社

FANTAS technology
株式会社

上場

想定利回り

約2.5~7%

運用期間

92日間~

最小投資金額

1万円~

不動産の種類

中古物件/空き家
/マンション など

口座開設/維持費

9. 信頼性を重視 【RENOSY クラウドファンディング】

www.renosy.com/funding

出典: www.renosy.com/funding

おすすめポイント

・上場企業
・優先劣後方式を採用

「RENOSY クラウドファンディング」は、株式会社GA technologiesが運営する不動産クラウドファンディングです。

2013年設立、資本金72億を超える東証マザーズ上場企業のため、信頼性を重視する方におすすめです。優先劣後方式を採用しており、運用資産が下落したとしても、30%までは劣後出資者である運営側が負担し、投資者の元本を守る仕組みとなっています。1万円から投資が可能で、運用期間は3~6ヶ月です。

サービス名

RENOSY

運営会社

株式会社
GA technologies

上場

想定利回り

約4~8%

運用期間

3ヶ月~

最小投資金額

1万円~

不動産の種類

マンション

口座開設/維持費

10. 東証一部上場企業が運営 【CRE Funding】

cre.fuel-onlinefund.jp

出典: cre.fuel-onlinefund.jp

おすすめポイント

・上場企業
・物流不動産への投資ができる

「CRE Funding」は、東証一部に上場しているCREグループが運用する、信頼性と安定性を誇る不動産クラウドファンディングです。

CREグループは物流不動産の分野をメインにする企業集団で、そのうちの一つである株式会社シーアールイーが不動産クラウドファンディングを運営しています。CRE Fundingの大きな魅力は、近年需要が増加傾向にある大型倉庫など物流不動産の投資案件を扱っている点。最低1万円から投資が可能、数万円から数百万円と幅広い投資環境が整っているのが特徴です。

サービス名

CRE Funding

運営会社

株式会社シーアールイー

上場

想定利回り

約2.3~3%

運用期間

3ヶ月~

最小投資金額

10万円~

不動産の種類

大型倉庫/物流不動産 など

口座開設/維持費

無料

11. 高度なファンドが実現【Bankers】

www.bankers.co.jp

出典: www.bankers.co.jp

おすすめポイント

・商業手形割引も運用
・ファンド出資の手数料が無料

「Bankers」は、株式会社バンカーズ・ホールディングの100%子会社である、株式会社バンカーズが運営元の不動産クラウドファンディングです。

前身である泰平物産株式会社は、創業約50年を誇る貸金業者で、2019年に社名変更しています。融資に加えて商業手形割引も運用しており、リスク共有と分散を図っているのが特徴。金融業界のプロのノウハウを活かし、基準をクリアした投資先を選び、バンカーズ独自の5段階評価で明確なリスクを開示しています。投資は1万円から始めることができ、予定分配率は約2~4%です。

サービス名

Bankers

運営会社

株式会社バンカーズ
・ホールディング

上場

想定利回り

約1.86~4.37%

運用期間

4ヶ月~

最小投資金額

1万円~

不動産の種類

医療機関 など

口座開設/維持費

12. 新興国の不動産に投資できる【TECROWD】

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出典: tecrowd.jp

おすすめポイント

・高い想定利回り
・海外の不動産に投資ができる
・物件は自社で建設・監修

「TECROWD」は、TECRA株式会社が運営する2021年スタートの不動産クラウドファンディングです。

国内の不動産ではなく、中央アジア圏など新興国の不動産を取り扱っていることが大きな特徴。新興国不動産ならではの、高い想定利回りで注目を集めています。新興国不動産の累計共同開発実績は50億円以上です。海外の不動産ではありますが、日本の建設企業が施工、または監修を請け負っています。海外不動産案件はハードルが高い印象ですが、1口10万円から投資できるため、利回りの高さを重視する方におすすめです。

サービス名

TECROWD

運営会社

TECRA株式会社

上場

想定利回り

約8~11%

運用期間

4ヶ月~

最小投資金額

10万円~

不動産の種類

海外のオフィスビル/レジデンス
国内では集合住宅など

口座開設/維持費

維持費無料

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不動産クラウドファンディングは少額投資が可能な不動産投資法です。信頼度や案件数、不動産の種類、配当方法などはもちろん、適切な情報開示がされているかも確認し、目的や資金、利回りなど自分にふさわしいサービスを選ぶようにしましょう。不動産クラウドファンディングで賢く利益を得てみてはいかがでしょうか?

※画像は全てイメージです。
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2024年1月)に基づいたものです。

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