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Amazonプライムビデオ・Huluとは
人気の動画配信サービスである「Amazonプライムビデオ」と「Hulu(フールー)」。映画館やレンタル店に足を運ばず、気軽に自宅で楽しめます。
今回は、AmazonプライムビデオとHuluのサービスを10項目で徹底比較します。
料金プランの違いをチェック
AmazonプライムビデオとHuluでは、料金プランはどう違うのでしょうか。2つのサービスについて、月額料金から支払い方法まで比較しました。
月額料金
AmazonプライムビデオもHuluも、見放題コンテンツを楽しむには月額料金がかかります。最も気になる両者の月額料金を、比較してみましょう。
- Amazonプライムビデオ:500円(税込)
- Hulu:1,026円(税込)
Amazonプライムビデオは月額のほか年額払いもあり、その場合は4,900円(税込)です。年額で支払うと、月額換算408円(税込)とお得です。
また、Prime Studentという学割版も存在し、月額250円(税込)・年額2,450円(税込)と通常の半額で利用できます。
Prime Studentは、日本国内にある大学・大学院・短期大学・専門学校または高等専門学校に通学中かつ、有効な学籍番号を所持している人が対象です。
無料期間
AmazonプライムビデオとHuluには、どちらにも無料期間があります。それぞれの期間について見てみましょう。
- Amazonプライムビデオ:30日間
- Hulu:14日間
Amazonプライムビデオの無料期間を利用するには、クレジットカード、またはキャリア決済の登録が必要です。もちろん、無料期間内に解約をすれば料金は発生しません。
Huluの無料期間は、Amazon Fire TV StickもしくはNintendo Switchから申し込み込むことにより、特定条件で30日間に延長されます。Amazon Fire TV StickやNintendo Switchを利用している人は、お得に活用しましょう。
料金支払い・更新日
AmazonプライムビデオもHuluも、無料期間が過ぎた翌日が初回請求日になります。その後は毎月同日に更新されることを把握しておきましょう。
- Amazonプライムビデオ:無料期間終了の翌日から1カ月または1年ごと
- Hulu:無料期間終了の翌日から1カ月ごと
例えば、AmazonプライムビデオまたはHuluの無料期間が12月1日に終了した場合、初回請求日は12月2日となり、以降は毎月2日に更新されます。Amazonプライムビデオで年払いにした場合は、翌年の12月2日が請求日です。
支払い方法
AmazonプライムビデオとHuluの、支払い方法について解説します。
先述の通り、Amazonプライムビデオの無料期間はクレジットカードとキャリア決済のみです。後から支払い方法を変更できるので、登録時は注意しましょう。
一方、Huluは支払い方法の自由度が高い点が特徴です。Huluは、クレジットカードが無くても、PayPayやコンビニで購入できる「huluチケット」を登録すれば、無料期間を利用できます。
それぞれの支払い方法は以下の通りです。
Amazonプライムビデオの支払い方法
- クレジットカード
- キャリア決済
- あと払い (ペイディ)
- Amazonギフトカード
- パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)
- PayPay
Huluの支払い方法
- クレジットカード
- キャリア決済
- PayPal
- LINE Pay
- PayPay
- iTunes Store 決済
- Google Play 決済
- Amazon アプリ内決済
- Hulu チケット
- ケーブルテレビなどの外部事業者経由での決済
動画視聴に関する違い
月額料金以外で気になるのは、どのような作品が楽しめるのかという点でしょう。AmazonプライムビデオとHuluでは、そろえている作品やオリジナル作品に、大きな違いがあります。
作品の傾向
Amazonプライムビデオの作品数は非公開ですが、そろえているジャンルが細分化されています。国内ドラマやアイドル番組が少ない点がマイナスポイントです。
一方、Huluは10万本以上の作品数がそろい、アイドル番組やFOXなどの生配信番組もある点が特徴です。映画は本数が少なめなうえ、最新作にも強くない点がマイナスポイントといえます。
Amazonプライムビデオの作品の傾向
- 邦画と洋画が充実
- Huluに比べ海外ドラマが少ないものの、有名作品は押さえている
- ジャンルが細分化されている
- アニメが充実
Huluの作品の傾向
- 国内ドラマと海外ドラマが充実
- ライブや試合など、音楽やスポーツが視聴できる
- テレビのバラエティ番組が多い
- アニメやキッズ向け作品が多く、家族で楽しめる
代表的なオリジナル作品
AmazonプライムビデオもHuluも、オリジナル作品に力を入れており、人気作が数多く生まれています。それぞれの代表的なオリジナル作品は以下の通りです。
Amazonプライムビデオの代表的なオリジナル作品
- 『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』お笑い
- 『バチェラー・ジャパン』恋愛リアリティ
- 『マーベラス・ミセス・メイゼル』歴史コメディ
Huluの代表的なオリジナル作品
- 『フジコ』ミステリー・サスペンス
- 『デスノート NEW GENERATION』ミステリー・サスペンス
- 『THE HEAD』サバイバルスリラー
Amazonプライムビデオはバラエティ番組が強く、Huluはドラマが人気があります。どちらも魅力的なオリジナル作品が多くラインナップしているため、無料期間を利用して、観たい番組をチェックするのがおすすめです。
画質の違いと対応デバイス数
AmazonプライムビデオやHuluでの視聴をより楽しむなら、それぞれの画質や対応デバイスも確認しておきましょう。
AmazonプライムビデオとHuluの画質
- Amazonプライムビデオ画質:SD・HD・フルHD・4K
- Hulu画質:SD(低画質)・中画質(ハーフHD)・高画質(HD)・最高画質(フルHD)・4K・通信節約・自動モード
Amazonプライムビデオの画質はSD(480p)・ハーフHD(540p)・HD(720p)・フルHD(1080p)・4K(2160p)です。Huluはデバイスによって対応している画質が変わります。
Huluに搭載されている自動モードは、接続しているインターネットの状況に合わせ、最適な画質に自動調整するものです。
AmazonプライムビデオとHuluの対応デバイス
Amazonプライムビデオ 対応デバイス | Hulu対応デバイス |
---|---|
スマートフォン | スマートフォン |
※この表は左右にスクロールできます
HuluではAmazonプライムビデオで対応していない、Nintendo Switchでも視聴できます。Nintendo SwitchのHuluアプリは、ライブTV番組表や配信予定一覧、サムネイルがシークバーに表示されるシークサムネイル機能など、便利な機能を搭載しています。
動画関係のサービスについて
動画を視聴する際に、便利な機能について解説します。AmazonプライムビデオもHuluも、ほぼ変わらない機能が搭載されています。退会方法についても把握しておきましょう。
Amazonプライムビデオの場合
Amazonプライムビデオは、ホストが指定したタイトルを、チャットで会話しながら最大100人までと一緒に観られる機能「ウォッチパーティー」を搭載しています。離れた友達やSNSの仲間など、招待した人たちと楽しい時間を共有可能です。
- ウォッチパーティ
- ダウンロード機能
- スキップ機能
- ユーザー補助機能(タイトルごとに含まれる字幕や代替トラック、音声の説明など)
- 英語字幕はなし
Huluの場合
Huluにも仲間と一緒に映画を楽しめる「ウォッチパーティー」が搭載されています。Amazonプライムビデオとの違いは参加人数が最大8人という点です。ルームのURLとルームキーは、メールだけでなくSNSでも共有できます。
英語字幕機能がついているので、好きな番組を英語学習に役立てることも可能です。
- ウォッチパーティ
- ダウンロード機能
- スキップ、再生速度変更機能
- 英語字幕機能
Amazonプライムビデオがおすすめの人
Amazonプライムビデオは料金が安いうえ、Amazonプライムの特典なので、普段からAmazonを利用している人には試しやすいでしょう。詳しく解説します。
コスパを重視している
Amazonプライムビデオは月額料金が500円(税込)と、どの動画配信サービスよりも安い点がメリットです。Huluに比べて作品数は少ないものの、話題作やオリジナル作品が充実しているので、コスパが大変よいといえます。
年額払いにすると4,900円(税込)とお得になる点も、うれしいポイントです。学割であるPrime Studentなら、半額の250円(税込)で利用できるので、学生なら使って損はないでしょう。
コスパ重視の人には、Amazonプライムビデオがおすすめです。
動画配信サービスの初心者
普段動画をあまり観ないものの、動画配信サービスがどんなものか試してみたいという人に、Amazonプライムビデオは向いています。
Amazonプライムビデオは作品数が少なめなので、新作が入ると、元々あった作品のいくつかがなくなります。作品の入れ替わりが多いうえ、新作は配信されるものの、最速配信でないことがほとんどです。そのため、特定の作品が観たい人よりも、気が向いたときに気になるものを観る程度の人に向いています。
普段からAmazonを利用している
AmazonプライムビデオはAmazonプライム会員の特典の一部です。月額500円を支払えば、プライムビデオ以外にも、Amazonで買い物をする際に「プライム会員送料無料」や「お急ぎ便」、「日時指定」が利用できます。
ほかにも会員限定セールや、200万曲が聴き放題の「Amazon Music Prime」、およそ1,000冊のKindle電子書籍が読み放題の「Prime Reading」が利用可能など、お得な特典が満載です。
普段からAmazonを利用している人なら、動画を観なくても損にはなりません。
Huluがおすすめの人
HuluはAmazonプライムビデオに比べ、作品数が多いことが特徴です。さまざまな動画をがっつり楽しみたい人や、日テレ系の番組が好きな人に向いています。
いろいろな種類の動画を楽しみたい人
Huluは国内ドラマと海外ドラマが非常に充実しています。懐かしい名作ドラマも多く配信されているので、じっくり見返したい人にピッタリでしょう。
人気アーティストのライブやアイドル番組、野球やサッカーなどのスポーツ番組など、ドラマ以外の動画も充実しています。さまざまな番組をチェックできるため、動画を観るのが趣味という人におすすめです。
日テレ系列の番組が好きな人
Huluの特徴として、日テレ系列の番組が多いことが挙げられます。ドラマだけでなくバラエティ番組も配信されているので、見逃した番組やお気に入りの番組を、好きなタイミングで楽しめます。Hulu限定のテレビ未公開シーンがある点も、うれしいポイントです。
またHulu限定のスピンオフも多く配信されているので、好きなドラマをさらに楽しめます。
料金や傾向を把握して観たい動画を楽しむ!
AmazonプライムビデオとHuluの主な違いは、料金と作品数、作品の傾向です。
Amazonプライムビデオは月額500円(税込)と非常にお得で、Amazonプライム会員特典も使えます。邦画や洋画、オリジナル作品が充実しており、Amazonユーザーで動画は軽く楽しみたい人に向いています。
Huluは月額1,026円(税込)で、作品数は10万本を超えています。ドラマをはじめとして、音楽やスポーツ、アイドル番組まで、幅広い動画をがっつり楽しみたい人におすすめです。
自分に合った動画配信サービスを選んで、楽しい動画生活を送りましょう。
※画像は全てイメージです。
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2023年1月)に基づいたものです。
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