スニーカーのフリマアプリ、キャリーミーとは?使い方をチェック

スニーカーのフリマアプリ、キャリーミーとは?使い方をチェック

キャリーミーとは?

スニーカーのフリマアプリには「SNKRDUNK(スニーカーダンク・スニダン)」という人気プラットフォームがあります。キャリーミーは、どのような点が異なるのでしょうか?キャリーミーの特徴をスニーカーダンクと比較しながらご紹介します。

鑑定付きスニーカーの売買アプリ

キャリーミーの特徴は、取引される全ての商品にプロの鑑定士による真贋鑑定が付くことです。鑑定士はいずれも業界トップクラスの実績・経験を持ち、鑑定の信頼性・精度に不安はありません。審査をクリアした商品にはその証しとなるCARRY MEのタグが付けられ、購入者の元に配送される仕組みです。

一方スニーカーダンクは、自社専属の鑑定士が自社のデータベースに基づいて鑑定を行っています。鑑定をクリアした商品には特製の鑑定済みバッジが取り付けられ、本物であることの証明とされます。

二次流通市場でトラブルとなるのは、非正規品やフェイク品の取引です。キャリーミーもスニーカーダンクと同様に、フェイク品や非正規品を徹底的に排除しています。

新品未使用品を保証

キャリーミーで扱っているのは、全て新品・未使用品です。

出品には「新品未使用」「破損がないこと」「付属品(替えひも・箱・包装紙など)が全て付属すること」という厳しい条件が課せられており、ショップで購入するものと遜色ないスニーカーに出会えます。購入した商品は全て新品認証済・正規認証済のタグやステッカーが付いた状態で配達されるため、コンディションについて心配する必要はないでしょう。

一方スニーカーダンクは、中古品の出品・購入も行われています。商品ラインアップには数回履いたもの・履きジワがあるものなども含まれており、破損・汚れがあるケースも少なくありません。「スニーカーは新品以外買わない」という人は、キャリーミーの方が好みに合う商品を見つけやすいでしょう。

  • アプリ名:CARRYME
  • 価格:無料

補償制度で安心の取引

二次流通品を取引する際、空売りの不安がつきまとうものです。キャリーミーではユーザーの不安を払拭するため、補償制度を設けています。

取引の補償制度

キャリーミーを利用する出品者と購入者は、出品時・購入時に商品代金の3%(最低金額2,000円)を運営側に収めます。出品者が支払う料金は、保証金です。出品者都合で取引が無効となってしまった場合、保証金は運営の手数料・購入者への補償のために使われます。

購入者が支払う料金は、預かり金です。取引が成立すれば返金されますが、購入代金未納などの場合は返ってきません。そのまま運営の手数料・出品者への補償となります。

スニーカーの二次流通市場では、悪質な空売りによるトラブルが散見されます。キャリーミーの保証金・預かり金システムは「購入された後も支払いがない」「支払いしたのに発送されない」などのトラブルといったトラブル防止に有効です。

万が一のときの全額補償

キャリーミーで購入した商品がフェイク品だったり何らかの不備があったりした場合は、補償制度が適用されます。運営が認めれば、交換や全額返金など、必要な対応が取られることとなるでしょう。ただし商品に不備があったとしても、「商品到着から7日を経過した」「付属のタグやステッカーを外してしまった」「使用した」などの場合は対象となりません。

商品を受け取ったらタグやステッカーには触れず、速やかに検品・チェックを行うのがおすすめです。

一方、スニーカーダンクでも、全額補償制度が使えます。条件はキャリーミーとほぼ同じで、「商品到着から7日以内」「鑑定済みバッジを外していない」「付属品がそろっている」「未着用」であることが必須です。なおどちらのアプリも、返品時の悪質なすり替えには神経を尖らせています。購入した商品ですり替えが発覚した場合、当然ながら補償は適用されません。

キャリーミーの購入方法

キャリーミーはスニーカーダンクと同様に、出品者が運営に商品を発送し、運営が購入者に商品を発送するスタイルです。キャリーミーの四つの購入方法について、詳しく見ていきましょう。

1. 通常取引

通常取引とは、最も一般的な購入方法です。

購入者が支払いを完了して受け取るまでの目安は、およそ7日間です。スニーカーダンクは購入から商品が手元に届くまでを4~12日としていますから、キャリーミーの方が早めに商品が届くでしょう。

キャリーミーの購入者が代金の支払いを完了した場合、出品者は5日(120時間)以内に商品を運営に発送しなければならない決まりです。運営は届いた商品を検品・鑑定し、問題がなければ購入者に商品を発送します。購入者が商品を受け取り、詳細を確認した時点で取引終了です。

2. 準急取引

準急取引とは、早めに商品を受け取りたい人に適した購入方法です。

購入者が購入代金を支払った場合、出品者は2日(48時間)以内に運営側に商品を発送しなければなりません。

準急取引を利用した場合、購入者は取引成立から最短4日以内で、商品を手に入れられるでしょう。同様のシステムは、スニーカーダンクにはありません。

3. 入札購入

入札購入は、購入者が事前に購入希望金額を指定する購入方法です。取引が成立した場合、通常取引と同じ発送スタイルが適用されます。入札購入は、なるべく安価に商品を購入したい人に最適なシステムです。

キャリーミーでは、その時点で購入できる最低価格が表示される仕組みが採用されています。しかし入札購入なら、最低価格以下での申請が可能です。応じてくれる出品者が現われれば、相場より安価にスニーカーを入手することができるでしょう。

入札購入と同様の機能として、スニーカーダンクには「オファー」という機能があります。購入者が出品者に希望購入額を提示し、合意が得られれば取引が成立します。

4. 高速取引

高速購入可能な商品であれば、購入者は最短で翌日には商品の受け取りが可能です。ただし、出品者が高速出品を行っている商品に限定されます。

高速出品とは、出品者が事前に運営側に商品を渡しておく出品形式です。出品者が運営側に商品を送るフェーズがなく、商品は運営側から24時間以内に発送されます。商品はすぐに届くため、購入者は「まだ発送されない…」などのイライラを感じずに済むでしょう。

最短翌日の受け取りが可能となる機能は、スニーカーダンクにはありません。

キャリーミーを使用する際のポイント

キャリーミーを使用する前に知っておきたいのは、手数料や配送料・支払方法です。それぞれについて、スニーカーダンクと比較しながら見ていきましょう。

手数料・配送料

キャリーミーで商品を購入する場合は、決済手数料として商品代金の3%(税込)を支払う必要があります。配送料も購入者持ちとなるので、価格にプラスして計算しましょう。運営から購入者への配送料は、原則880円(税込)です。

一方スニーカーダンクの手数料は会員ランクによって異なり、購入額の6.05~4.4%(税込)となっています。

運営から購入者への配送料は全国一律990円(税込)のため、手数料と配送料については、キャリーミーの方がお得感があるでしょう。

支払方法

キャリーミーの支払方法は、クレジットカード(JCB・AMEX)やPayPay・LINEPay・auPay・Paidy(後払い)・Alipay・WeChatPayがあります。(2022年12月時点)

一方、スニーカーダンクは、5種類のクレジットカード(JCB・AMEX・VISA・Mastercard・Diners Club)、デビットカード・コンビニ決済(ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・デイリーヤマザキ・セイコーマート)、PayPayでの支払いが可能です。

支払いの選択肢が多いのは、現在のところスニーカーダンクです。とはいえキャリーミーはクレジットカードブランドを増やすことを明言しているため、今後に期待が持てそうですね。

キャリーミーでスニーカーをゲットしよう

キャリーミーは、二次流通のスニーカーを手軽にゲットできるアプリです。全ての取引は運営が管理・真贋鑑定を行っており、空売りやフェイク品を売買するリスクが少ないという魅力があります。

スニーカーのフリマアプリというと、スニーカーダンクのイメージが強いかもしれません。しかし後発のキャリーミーには、「高速取引」「準急取引」といったスニーカーダンクにない機能もあります。

今後支払方法や商品のラインアップが充実していけば、スニーカーダンクに劣らず、便利に使い倒せるアプリとなるでしょう。

※画像は全てイメージです。
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2022年12月)に基づいたものです。

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