心から泣けるロマンス映画5選!恋愛に悩んでいる人におすすめします

心から泣けるロマンス映画5選!恋愛に悩んでいる人におすすめします

映画大好きライターが本気で選んだ!泣けるロマンス映画5選

最近、涙を流して泣いたことはありますか?あるいは恋愛関係でうまくいっていますか?今回は、さまざまなロマンス映画の中から切なく泣いてしまうような作品を5作厳選しました。年間100本以上の映画を観る筆者が、煮え切らないロマンス映画の代表作といわれる『ブルーバレンタイン』から最新作の邦画まで幅広くご紹介します。恋愛が上手くいっていない人が観ると思わずポロっときてしまうような作品をお見逃しなく!

ズレていく恋愛感情を繊細に描いたロマンス映画『ブルーバレンタイン』

『ブルーバレンタイン』あらすじ

幸せそうな家庭生活が映し出される中にも主人公夫婦のズレが垣間見える。神経質な妻と楽観的な夫。似ても似つかない二人の間の溝が深まっていくのを危惧した夫は、なんとか関係を修復しようと試みるが全てが空回りする。時間軸が前後する構成になっているため、出会い・結婚・倦怠期・別れまでが並行して描かれている。「永遠に変わらない愛」なんてものはないという風に思わせてくれる。

『ブルーバレンタイン』おすすめポイント

代表的な恋愛鬱映画といえばこの1作ですよね。オープニングから冷め始めている夫婦関係と、二人の溝を何とか埋めようと奮起する夫の空回りがなんとも悲しく映ります。向上心に溢れた妻と現状維持に甘んじる夫が、この先上手くいくはずもなく、エンディングでは何ともブルーな激情劇が観られます。

この作品は絶対にカップルで観ないでください。二人の間にあるかもしれないちっぽけな溝が広がって取り返しのつかないことになります。一方で、最近別れて落ち込んでいるアナタにとっては、よくある別れの一つとして自分の経験を消化できるかもしれません。

届きそうでどうしても届かない恋を描いた名作『あと1センチの恋』

『あと1センチの恋』あらすじ

幼馴染のロージーとアレックスは友達以上恋人未満のお互いに片思いの関係にある。なんでも共有し同じ大学を目指す二人だったが、関係値を壊したくない思いから、どちらからも告白をすることはなかった。しかし、思春期にロージーがクラスの男子との子供を孕んでしまい、同じ大学へ行く夢も途絶える。それからはロージー、アレックスそれぞれにパートナーができてしまい、「好き」と伝えるタイミングがなかなか見つからない。二人はそれぞれの婚約者がいる中、結ばれるのか?

『あと1センチの恋』おすすめポイント

幸せそうなジャケットとは相反してシビアなストーリーが続きます。好きな人に「好きだ」とはっきり伝えるのは大人になればなるほど難しくなります。ましてや友達以上恋人未満の関係値では、なおさら今の距離感を崩したくないと考えるのは至極当然ではないでしょうか。このままでいいやと時間と距離感を置いていて安心しきっていると、まだ見ぬ誰かに奪われちゃうかもしれない。そんな視聴者を焦らしてくれる作品です。時には好きな人に恋人がいても恋心を伝えるべき瞬間があるのではないでしょうか。

純粋な大恋愛の切ないストーリー『きみに読む物語』

『きみに読む物語』あらすじ

介護施設で認知症のおばあさんに1冊の恋愛小説を読む施設の入居者がいた。彼は、毎日1篇ずつ読み上げるので、おばあさんは話の流れを十分に理解できない。それでも彼は毎日続きを我慢強く読み聞かせる。その物語はまるで、ロミオとジュリエットのような身分違いの二人を描いたものであった。おばあさんも続きを毎日心待ちにして聞き入ってしまう。読み聞かせがエンドロールに差し掛かった時に、おばあさんはあることに気づく。

『きみに読む物語』おすすめポイント

読み聞かせられるピュアな恋物語がいじらしく感じられます。また、どうしてこうも毎日読み聞かせを行う入居者を不思議に思うでしょう。結末まで追いつくとその理由が姿を現します。何度見ても号泣してしまう結末に仕上がっているので、純ロマンスを観て泣きたい方におすすめです。ハッピーエンドともバッドエンドともつかない結末に意見は別れると思いますが、間違いなく名作であり、一見の価値があります。

令和の等身大な恋愛を映した『愛がなんだ』

『愛がなんだ』あらすじ

テルコは相手を「好きだから」という理由で何でも請け負ってしまう恋愛弱者。そんな彼女の周りには、同じ恋愛弱者と相反する恋愛強者がいる。客観的視点に立った時に「どうしてそんなにまで尽くしてしまうの?」と問いかけざるを得ない人間ばかり。登場人物の中に恋愛がうまいこと運んでいるいわゆる恋人関係の人間はおらず、それぞれの立場の苦悩が淡々と救いなく描かれている。

『愛がなんだ』おすすめポイント

初視聴した際に、立ち上がれなくなってしまった程の名作です。令和に限ったことではないでしょうが、恋愛関係は時に複雑に絡まりあう、そんな単純なことを思い出させてくれる1作です。この作品の中に主人公はおらず、5人のメインメンバーの中に自分と似た状況・個性のキャラクターがいることでしょう。愛してしまう人間、愛されてしまう人間のどちらかに自分を置き換えてみると、とても他人事とは思えない気持ちになること必須。前にも後ろにも勧めない恋愛関係にある人におすすめです。

恋愛観を変える沼田まほかる原作『彼女がその名を知らない鳥たち』

『彼女がその名を知らない鳥たち』あらすじ

好きでもない不格好な陣治と同棲する十和子は彼の公認の元、昔の男や子持ちの男に手を出す。陣治の純情をないがしろにしながら、素行の悪い十和子は遊び惚けるしまいに。陣治もついに堪忍袋が切れ、相手の男を追い詰める行動にでる。だが、この作品はロマンスかつサスペンス。十和子の過去に追いつく頃には陣治の底知れない愛を目の当たりにすることになるだろう。

『彼女がその名を知らない鳥たち』おすすめポイント

恋ではなく際限のない愛を教えてくれる作品です。キャッチコピーが「共感度ゼロ」を謳っているだけあって出演者全員がゲスですが、それでも最後は涙が頬を伝うこと間違いなし。人間臭さを等身大に映して、自分事のように感じさせる仕上がりになっています。自分を一番大切にしてくれる人を見失わないことが恋愛成就の近道だと教えてくれます。

恋愛に悩んでいるならぜひ観てみてください

気になった作品はあったでしょうか?純愛も歪んでしまった愛情も、人生には欠かせない一部だと思います。恋愛が上手くいっている人にも、前が見えなくなっている人にも、観ていただきたい作品を5つ厳選させていただきました。思わず涙ぐんでしまう作品ばかりなので、ティッシュを用意して素敵な映画の時間を過ごしてみてくださいね。

※画像は全てイメージです。
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2022年7月)に基づいたものです。
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