上手に知りたい情報をゲット!Twitter(X)「高度な検索」とは?

上手に知りたい情報をゲット!Twitter(X)「高度な検索」とは?

Twitter「高度な検索」って?

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Twitter(X)「高度な検索」はウェブブラウザ版のみ使える機能です。時間や場所、キーワードなどさまざまな条件を定めて検索できます。通常のキーワード検索よりも条件を絞って検索できるため、知りたい情報や投稿を容易に見つけることが可能です。以下の順番で利用してみてくださいね。

  1. ウェブブラウザ版Twitterにログイン
  2. 検索窓に検索したいキーワードを入力
  3. 検索結果が出たら右上の「検索フィルター」をタップ、下部にある「高度な検索」を選択
  4. ツイートを絞り込むために条件を設定

※この「高度な検索」機能は、ウェブブラウザ版の機能のためアプリ版Twitter(X)では表示されず利用できません。アプリ版Twitterで詳細な検索をしたい方は、虫眼鏡マークのある検索窓に調べたいキーワード+「検索コマンド」と呼ばれる特定の記号や文字を入力することでツイートを検索できますので、後ほどご紹介します。

1. 「キーワード」検索

グリーニュースプラス編集部

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調べたいキーワードを細かく調べるために条件を設定して検索できます。
なお、複数調べたいキーワードがある場合、間に半角スペースを入れて検索しましょう。

特定のキーワードすべてを含む

「次のキーワードをすべて含む」と書かれた検索ボックスを使用します。
特定のキーワードすべてが含まれるツイートを表示できます。
(例:美容 本と入力すると、「美容」と「本」、どちらのキーワードも含むツイートを表示できます)

特定のキーワード全体を含む

当て字や造語などを検索するときに役立つ機能です。「次のキーワード全体を含む」と書かれた検索ボックスを使用します。特定のキーワードを指定すると、キーワードに完全に一致する言葉が含まれたツイートが表示できます。英単語のように複数の単語があるキーワードを検索したいときに役立ちます。(例:Apple watch「Apple watch」が完全一致している)

特定のキーワードのいずれかを含む

「次のキーワードのいずれかを含む」と書かれた検索ボックスを使用します。調べたいキーワードを複数入力すると、キーワードのどちらか、または両方が含まれたツイートが表示できます。

特定のキーワードを含まない

「次のキーワードを含まない」と書かれた検索ボックスを使用します。「次のキーワードを含まない」に入力したキーワードを含むツイートが表示されなくなります。「次のキーワードすべてを含む」と同時使用して、より精度の高い検索結果を表示させましょう。

特定のハッシュタグを含む

ハッシュタグとは「#+キーワード」で表されたラベルのことです。基本的には特定のグループやコミュニティを指すもので、商用利用されていることもあります。このハッシュタグを調べたいときは「次のハッシュタグを含む」と書かれた検索ボックスに調べたいハッシュタグを入力してください。(例:#美容)

言語指定

検索した際に表示されるツイートの言語を指定することができます。「言語」の欄を表示したい言語に指定しましょう。例えば、言語指定せずに「Apple watch」と検索すると、日本語以外のツイートも表示されてしまいます。言語を日本語に指定することで、検索結果で表示されるツイートがすべて日本語で投稿されたものになります。

2. 「アカウント」検索

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「アカウント」検索は特定のアカウントに条件を絞ってツイートを調べる方法です。

特定のアカウントが送信したツイートの検索

「次のアカウントが送信」と書かれた検索ボックスに、調べたいアカウントのユーザーネームを入力して使用します。(例:@Twitter)特定のアカウントが投稿しているツイートを表示することができます。

特定のアカウント宛てのツイートを検索

特定のアカウント宛てに送信されたツイートを調べることができます。「次のアカウント宛て」と書かれた検索ボックスに、調べたいアカウントのユーザーネームを入力して使用します。

特定のアカウントへの@ツイートを検索

いわゆる「メンション」ツイートの検索です。特定のアカウントに関するツイートをすべて表示することができます。また、指定したアカウントのツイートだけでなく、そのアカウントへの反応などを見ることが可能です。「次のアカウントへの@ツイート」と書かれた検索ボックスに、調べたいアカウントのユーザーネームを入力して検索しましょう。

3. 「フィルター」検索

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検索結果にフィルターをかけ、調べたい情報をよりピンポイントに知ることができる機能です。これまでの検索方法とは少し異なりますが、使えるようになると便利な機能ですので、下記をチェックしてみてくださいね。

返信フィルター

検索結果に返信を含めるか含めないかを選択できます。また、返信を含める場合は「返信と元のツイートを含める」か「返信のみ表示」のどちらかを選択してチェックを入れます。

リンクフィルター

検索結果にURLのリンクを含めるか含めないかを選択できます。URLのリンクを含める場合は「リンクを含むツイートを含める」か「リンクを含むツイートのみ表示」のどちらかを選択してチェックを入れます。

4. 「エンゲージメント」検索

エンゲージメントとは、あるツイートに対する他アカウントの反応を数値化したもので、リツイート、いいね、投票、ハッシュタグのクリックなどツイートに対するあらゆるアクションのことを指します。この「エンゲージメント」検索は上記のようなアクションの最低値を条件に指定して検索することができますので、人気なツイートの傾向をつかむことに役立つでしょう。

返信の最小件数

全ツイートに対する返信の最小値を指定できます。「返信の最小件数」と書かれた検索ボックスに、返信件数の最小数を数字で入力して検索しましょう。他アカウントと活発にコミュニケーションを取っているツイートを検索、表示することが可能です。

いいねの最小件数

全ツイートに対して、いいねの数の最小件数を指定できます。「いいねの最小件数」と書かれた検索ボックスに、いいね件数の最小数を数字で入力して検索しましょう。多くのユーザーに人気のあるツイートを検索、表示することが可能です。

リツイートの最小件数

全ツイートに対して、他アカウントからリツイートされた数の最小数を指定できます。「リツイートの最小件数」と書かれた検索ボックスに、リツイートされた数の最小数を数字で入力して検索しましょう。

5. 「日付」検索

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特定の日付以前・以降のツイートを検索できる他、ツイートが投稿された日時を指定して検索することができます。この機能によって特定の期間内でどんなツイートがされていたのか調べることが可能です。「西暦/月/日」を選択して検索してくださいね。

「次の日付以降」検索

特定の日付を指定すると、指定した日付以降のツイートが表示されます。「次の日付以降」の下部に日付を選択できる欄がありますので、調べたい期間を入力しましょう。

「次の日付以前」検索

特定の日付を指定すると、指定した日付以前のツイートが表示されます。「次の日付以前」の下部に日付を選択できる欄がありますので、調べたい期間を入力しましょう。また、「次の日付以降」と「次の日付以前」を同時に使用することで、より詳細な期間設定ができますので使ってみてくださいね。

補足 Twitter「検索コマンド」の使用方法

「高度な検索」はウェブブラウザ版でしか使用できないのですが、アプリ版でも「検索コマンド」を使用して詳細な検索が可能です。始めは検索コマンドを覚える必要がありますが、慣れれば「高度な検索」と同じように細かな条件指定ができるようになります。下記で検索コマンドを紹介しますので、ぜひ日々のTwitter検索に役立ててくださいね。

完全一致検索「“”」

「高度な検索」で紹介した「次のキーワード全体を含む」と同じ検索結果を表示することができる検索コマンドです。「“”(ダブルクォーテーション)」の間に特定のキーワードを入力します。」(例:“Apple watch”)

特定のキーワードのいずれかを含む「OR」

調べたいキーワードとキーワードの間に「OR」を入力してつなぐと、入力したキーワードのいずれかを含むツイートを表示できます。

特定のキーワードを除外して検索「-」

キーワードの先頭に「-」をつけて検索すると、指定したキーワードが除外された検索結果が表示されます。

ハッシュタグ検索「♯」

特定のキーワードの先頭に「♯」をつけて検索するとハッシュタグが用いられたツイートが検索結果として表示されます。「高度な検索」でもほぼ同じ方法でハッシュタグ検索ができるようになっています。

言語指定「lang:」+「言語コード」

特定のキーワードのあとに「lang:」+「言語コード」を入力すると、検索した際に表示されるツイートの言語を指定することができます。言語コードとは世界共通で決められている言語を表したコードのことです。言語コードは各検索ブラウザで調べると一覧が出てきますので、使ってみてくださいね。

  • 日本語:ja
  • 英語 : en
  • フランス語 : fr
  • イタリア語 : it
  • ロシア語 : ru
  • スペイン語 : es
  • 中国語 : zh
  • 韓国語 : ko

特定のアカウントが送信したツイートの検索「From:」

特定のアカウントが投稿しているツイートを表示することができる検索コマンドです。「From:」+検索したいアカウントのユーザーネームを入力することで、検索結果が表示されます。

特定のアカウント宛てのツイートを検索…「to:」

特定のアカウント宛てに送信されたツイートを調べることができます。「to:」+検索したいアカウントのユーザーネームを入力することで、検索結果が表示されます。

フィルターをかける「filter:」

「高度な検索」のフィルター機能の代わりになるコマンドで、「filter:」のあとにさらに条件指定コマンドを入力します。例えば、返信ツイートの検索なら「filter:replies」、URLのリンクを含むツイート検索するなら「filter:links」といったコマンドです。他にも画像や動画付きのツイートも検索できるようですので、試してみてくださいね。
(画像付きツイート→「filter:images」、動画付きツイート→「filter:videos」)

エンゲージメント検索「min_」

「高度な検索」のエンゲージメント検索機能の代わりになるコマンドで、「min:」のあとにさらに条件指定コマンドを入力します。全ツイートに対する返信の最小値を指定するなら「min_replies:(数字)」、全ツイートに対して、いいねの数の最小件数を指定するなら「min_faves:(数字)」、全ツイートに対して、他アカウントからリツイートされた数の最小数を指定するなら「min_retweets:(数字)」といったコマンドになります。

日付指定「since:」、「until:」

「高度な検索」の日付検索機能の代わりになるコマンドです。指定した日付以降にツイートされた投稿を表示するなら「since:」+日付を入力、指定した日付以前にツイートされた投稿を表示するなら「until:」+日付を入力しましょう。また、これらを組み合わせることによって特定の期間内のツイートを表示することができます。(「since:」+日付+「until:」+日付)

場所検索「near:」、「within:」

ツイートされた場所を指定する際に使用するコマンドです。「near:場所名within:範囲(半径)」と入力して使用します。観光をする時や探し物などをする時に便利です。
例えば以下の画像では、2021年12月31日「以前」の#Twitter「または」#TwitterJPを含む「英語」のツイートを検索しています。

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「高度な検索」を使いこなしてもっと効率のよい情報収集を

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今回はウェブブラウザ版で使用できる「高度な検索」と、アプリ版で使用できる「検索コマンド」をご紹介しました。特に「高度な検索」はTwitterに慣れていない方でも簡単に情報収集ができますので、初心者さんにぜひ使っていただきたい機能です。複雑で覚えるコマンドも多いですが、使いこなせるようになれば情報収集がスムーズにできるようになるので、Twitterに慣れてきたら「検索コマンド」を使用してもいいかもしれませんね。この機会にぜひ「高度な検索」や「検索コマンド」を使って、より快適な情報収集タイムにしてくださいね!

※画像は全てイメージです
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2023年9月)に基づいたものです。

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