目次
【この記事はこんな方におすすめ】
- メルカリの返品方法を知りたい方
- メルカリで返品する場合、送料をどちらが負担するのか気になる方
- 「返品不可」のケースを知りたい方
メルカリで購入した「返品不可」のものは返品できるのか?

出典: pixta.jp
メルカリは出品者が独自のルールを設定していることも多く、返品不可とされている商品も多く存在します。しかし、メルカリで購入したものに不具合があり、返品したいという時があるかと思います。そんな時、返品は可能なのかどうか分からず、困ってしまう方もいるでしょう。ここでは、返品できるものやできないものを紹介します。
返品できるもの

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メルカリで返品ができるのは、商品説明とは大きく異なる商品だった場合や、傷や汚れがあるのに隠されていた場合、偽物が届いた場合など、出品者側に原因があるケースです。
このような場合は、出品者はいかなる場合でも返品に応じる必要があります。その他、商品発送の際に破損が起こった場合にも返品が可能です。
いかなる場合でも返品には応じないと記載されている商品もありますが、返品不可との表記はメルカリの規約上認められていません。明らかに商品に不具合がある場合は、返品不可の記載があっても、気にする必要はありません。速やかに返品対応へ進みましょう。
送料込みの商品が着払いで届いたら返品可能
メルカリは商品を出品する際に、出品者が送料負担を設定します。送料は商品代金に送料が含まれた「送料込み」、もしくは商品到着時に送料を支払う「着払い」の2通りがあります。
送料込みの商品を着払いで送るのは禁止事項です。万が一、送料込みの商品を購入したのに、着払いで送られてきた場合も返品の対象となるので、覚えておきましょう。
返品できないもの

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メルカリで返品ができないのは、購入者側に原因があるケースです。例えば、イメージとは違った、気に入らなかった、誤って購入してしまったなど、購入者都合での返品は難しいでしょう。
【購入者側】メルカリで買ったものを返品したい時の流れ

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メルカリでは、出品者に原因がある場合、返品が認められます。ここでは、購入者側の目線でメルカリの返品対応の流れを解説します。万が一購入した商品が不良品、または破損していた場合は、以下の手順に沿って返品を行いましょう。
返品希望の旨を伝える
メルカリで購入した商品のページを開き、「取引画面へ」と進みます。メッセージで商品の状態や返品の旨を伝えます。
出品者のキャンセル同意を待つ
メルカリで返品する際には、出品者の合意が必要となります。返品希望の旨を記載したメッセージを送ったら、出品者からの返信を待ちましょう。
取引のキャンセル依頼を行う

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【キャンセル依頼の流れ】
1. 出品者からの返信で返品に同意をもらったら、取引画面下部にある「この取引をキャンセルする」というボタンをタップします。
2. キャンセル依頼を行うと、出品者にも確認が取られるので、回答されるまで待ちましょう。出品者がキャンセルに同意すれば成立となります。
3. キャンセルが成立したら、返品したい商品を出品者に返送する必要があります。「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」など、匿名配送を利用していた場合、出品者の住所が分からない為、出品者の住所を教えてもらいましょう。
4. 指定された住所に商品を送り、出品者から商品が届いたと連絡があったら、返品処理手続きへ進みます。
5. マイページにある「お問い合わせ」から「お問い合わせ項目」をタップし、「取引中の商品について」を選択。
6. 次に「その他」から返品手続きをしている旨をメルカリ事務局へ連絡しましょう。あとは、メルカリ事務局からの返信を待つだけです。
【出品者側】メルカリの出品方法を紹介

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故意でなくとも、返品対応となると出品者側も戸惑ってしまうもの。ここからは、出品者側の目線でメルカリの返品対応の流れを解説します。購入者からのキャンセル申請が届いた場合は、以下の手順に沿って返品を行いましょう。
キャンセル申請に返答する
購入者からキャンセル依頼が届いた場合、キャンセルに応じるか否かを返答する必要があります。キャンセルに応じ、返品対応となった商品が手元に届いたら、まずは購入者にメッセージを送り、無事に商品が届いたことを伝えましょう。
返金手続きを行う
商品が手元に届いたら、メルカリ事務局に連絡し、返金処理を行います。出品者と同様、マイページにある「お問い合わせ」から「お問い合わせ項目」をタップし、「取引中の商品について」を選択。対象の商品を選択し、「その他」から返品手続きの上、商品が到着したこと、返金手続き希望の旨を連絡します。その後、メルカリ事務局の対応を待って、正式に返品対応となります。
送料を払いたくない!メルカリで返品の際の送料負担はどうなる?

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メルカリで返品をする際には、購入時の送料とは別に返送の送料がかかります。返品の際の送料は、購入者、出品者どちらが負担するのか気になるという方も多いでしょう。ここでは、メルカリで返品する際の送料負担を解説します。
購入者側となるケース
購入者が送料を負担するのは、購入者側に返品の原因がある場合です。基本的に購入者都合での返品は行われないことが多いですが、稀に認められるケースもあります。その場合は、送料も購入者が負担する必要があるでしょう。
出品者側となるケース
出品者が送料を負担するのは、出品者に原因がある場合です。基本的に返品となる場合は、商品に問題があるケースが多いです。そのため、返品の際も送料は出品者が負担するのが好ましいとされています。
運営側となるケース
商品が輸送中に破損していた場合は、運営側が送料を負担してくれます。「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」を利用している場合、対応もスムーズです。ゆうメールやレターパック、クロネコヤマトなどで発送をしていた場合は、運送会社の規定に沿って補償が受けられます。運送会社への問い合わせもあわせて行いましょう。
メルカリの返品対応でよくある疑問を解決!

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メルカリの返品対応はそうそう起きることではありません。だからこそ、不安や疑問に思う点もたくさんあるでしょう。ここでは、メルカリの返品対応でよくある疑問を解決していきます。返品の際は、ぜひ参考にしてみてください。
匿名での返品はできる?
メルカリの匿名配送を利用していた場合、双方の名前や住所など、個人情報が明かされずに取引が行われます。しかし返品手続きでは、匿名配送はできないため、メッセージで名前や住所を教える必要があります。しかし、出品者がどうしても名前や住所を教えてくれないこともあるかもしれません。その場合は、マイページにある「お問い合わせ」からメルカリ事務局に連絡しましょう。
「取引中の商品について」を選択
「お問い合わせ」から「お問い合わせ項目」をタップし、「取引中の商品について」を選択。
「取引中の商品について」を選択
次に該当商品をタップし、「その他」を選び、返品対応となったこと、名前や住所を教えてもらえない旨を記載してメッセージを送信し、メルカリ事務局の対応を待ちましょう。
返品に応じない、受け付けないことはできる?
メルカリで出品している方の中には、返品に応じたくないという方も多いのが事実です。基本的に、商品に問題があった場合は返品を受け入れる必要があります。しかし、購入者の気まぐれや誤って購入してしまったなどのケースでキャンセル依頼があった場合には、返品に応じないことも可能です。
返品の申請を無視される場合の対応は?
購入した商品に問題がある場合、購入者は返品の申請を行いますが、出品者が無視、沈黙を続ける場合もあります。その際は、受け取り評価はせずにメルカリ事務局へ連絡しましょう。この時、商品IDと商品の写真を添えて連絡するとスムーズです。
メルカリで返品対応にならないために 気をつけたいポイント

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ここまでは、メルカリで返品対応となった場合の流れを解説しました。しかし、双方にとってメルカリでの返品はメリットがなく、できれば避けたいもの。ここからは、メルカリで返品対応とならないために気をつけたいポイントを紹介します。
写真や説明文を正確に記載
出品する際には、写真や説明文を正確に記載しましょう。写真は、自然光の当たる明るい場所で撮影し、加工や補正は避けます。傷や汚れのある場合は、その箇所を撮影し、説明文も一緒に記載するようにしましょう。
購入する場合にも、写真や説明文をよく確認してから購入するようにしましょう。
独自のルールを記載している商品に注意
メルカリで出品している方の中には、「返品不可」や「ノークレーム・ノーリターン」など独自のルールを記載している方もいます。そのような記載は、メルカリの規約上認められていないものの、出品者の対応次第では返品対応が滞ることも考えられます。なるべくそのような記載のある商品は避けるのが好ましいでしょう。
出品する際にもこのような記載は避け、スムーズな取引を心がけましょう。
すり替えや詐欺などにも要注意
稀に、出品した商品とは異なる商品が返品されることがあります。この行為をすり替え行為と呼びます。
例えばブランド品の正規品を送ったにも関わらず、購入者から返品の依頼があり、コピー品が送られてくるという場合です。このすり替え行為は詐欺行為で違法です。メルカリ側でもブランド品のすり替え行為を取り締まるために、対策を行っています。
しかし、このようなことが起きないためにも、返品の際は綿密なコミュニケーションを行うなど、細心の注意を払いましょう。
メルカリでの返品対応の流れを押さえよう

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今回は、フリマアプリ「メルカリ」での返品方法を解説しました。メルカリは、気軽に使える便利なサービスですが、一般ユーザーによる取引なのでトラブルも発生しやすいもの。万が一返品をすることになったら、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
※画像は全てイメージです。
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2023年2月)に基づいたものです。
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