目次
この記事はこんな方におすすめ
- Picsartにはどんな機能があるのかを知りたい
- Picsartを使って思い通りに画像や動画を編集したい
- Picsartは無料版と有料版で何が違うのか気になる
Picsartは無料で画像加工ができるアプリ
Picsartは無料で画像と動画の編集・加工ができるアプリです。画像の編集加工アプリはデバイスに標準搭載されたアプリをはじめとして、多種多様なアプリが発売されていますが、Picsartの最大の特徴は、「ハイレベルな編集が手軽にできること」。
背景の自動削除や画像をイラスト風に変化させるフィルターが、スマホやタブレットといった身近なデバイスを利用することで、手軽に使えます。
また、Picsartは月額と年額での有料サービスもありますが、基本的な編集は無料サービス内で利用することができます。背景透過やステッカーなど、一部の機能やステッカーは有料プラン内でのみ使用可能です。
Picsartをまだ使ったことがないという方は、まず無料プラン内で試してみて、有料プランの機能やステッカーを利用したい場合は無料のお試しキャンペーンを使ってみましょう。
まず「Picsart」アプリをダウンロードする
まずは「Picsart」をApple StoreかGoogle Playのどちらかでダウンロードしましょう。
Picsartアプリをダウンロードすると、最初にアカウント作成画面が表示されます。アカウント作成方法は以下の4つ。お好みの方法でアカウントを作りましょう。
- メールアドレスで新規作成
- appleアカウント連携
- LINEアカウント連携
- Facebookアカウント連携
アカウントを作成しなくても、右上の「スキップ」ボタンをクリックすれば、アプリ自体は利用することができます。
Picsartでできること
Picsartでできることは主に5つ。
画像や動画の加工といった写真編集アプリでオーソドックスな方法から、素材を使ったコラージュ作成、フリーハンドでの画像作成など、さまざまな編集・加工が行えます。
- 画像加工
- コラージュ画像作成
- ペイントで画像作成
- 動画加工
- 画像保存
1. 画像加工
Picsartは画像や動画をさまざまに加工できるのが特徴。加工したい画像を選ぶと、編集画面に移行します。編集画面の下部に加工機能が表示されるので、それぞれ順番に使い方をみてみましょう。
「ツール」はPicsartの最も基本的な機能です。一般的な写真編集アプリに搭載されている機能を利用することができます。
- 切り抜き
- カスタム
- 図形切り抜き
- 分散
- クローン
- 削除
- 伸縮
- モーション
- 選択
- トーンカーブ
- 修正
- 色強調
- ぼかし
- リサイズ
切り抜き
オリジナル画像を好きなサイズにトリミングする機能。一般的な比率からスクエア、さらにInstagramやFacebook、twitter用のサイズを選べます。また、画像の「回転」「遠近補正」も可能です。
カスタム
画像の一部分を抜き出す機能。「ブラシ」はフリーハンドで、「投げ縄」は囲んだ部分を、「人物」「顔」「服」といった項目は各項目に合わせて画像の一部が自動で抜き出されます。
図形切り抜き
画像の好きな部分を好きな形で切り抜くことができます。スクエアや三角、円といった基本の形から、ソフトクリームや動物まで、さまざまな形を選べます。
分散
画像の一部をパズルを散らしたように細かく分散させます。各ピースのサイズや、方向、フェード具合なども変更できます。
クローン
選択した部分を好きな位置にコピー&ペーストできます。
削除
画像の好きな部分を無かったように消すことができます。消したい部分をフリーハンドで選択したら、右下の「削除」ボタンをタップ。違和感が少ない状態で、不要な方や物を消すことができます。ただし「削除」機能を利用した画像を保存するためには有料版へのアップロードが必要です。
伸縮
選択した部分を渦巻いたように変化させたり、縮小させる、拡大させることができます。
モーション
選択した部分を好きな方向にモーションのようにコピーすることができます。
選択
画像の一部をさまざまな方法で選択します。選択した後の画像は「切り取り」「コピー」「切り抜き」「エフェクト」「修正」を加えることができます。
トーンカーブ
画像のトーンを変更することができます。
修正
画像を「明るさ」「対比」「明瞭度」「彩度」「色相」「シャドウ」「ハイライト」「色温度」の項目から編集できます。
色強調
画像を「色強調」「彩度」の項目から編集できます。
ぼかし
画像の一部分にぼかしを入れる機能。ぼかしの中心点、幅、方向、ぼかしの強度などを変更することができます。
リサイズ
画像のサイズを変更することができます。
オススメ機能①: 自由切り抜きで人物を消す方法
画像内の人物や物を消したい時は、ツール内の「削除」機能を利用します。消したい部分をフリーハンドで選択したら、右下の「削除」ボタンで消しましょう。
オススメ機能②: コピースタンプ
選択した部分を好きな方向にモーションのようにコピーすることができます。コピースタンプのように使えるので、画像の一部を繋げるように複数スタンプしたい時に便利です。
Picsartのエフェクト機能でできること
画像をお好みのエフェクトに合わせて自動編集します。一般的な写真編集アプリに搭載されているエフェクトをはじめとして、多種多様なエフェクトが適用可能。具体的には下記のようなエフェクトが使用できます。
- FX
- 白黒
- ぼかし
- スケッチ
- カラー
- アート風
- マジック
- CANVAS
- ペーパー
PicsartのRetouch機能でできること
顔周りのレタッチ機能です。顔の大きさを変えたり、シワを消したり、美顔に補正するなど、さまざまな機能を使ったレタッチが可能に。一部の機能は有料サービスです。
- 自動
- 顔
- しわ
- スムーズ
- 目元のたるみ
- 美顔補正
- シミ
- リライト
- スキントーン
- ヘアカラー
- 詳細
- アイカラー
- ホワイトニング
- 作り直し
- 赤目補正
Picsartのステッカーでできること
多種多様なステッカーをスタンプするように画像に加えることができます。イラストや写真などのステッカーだけでなく、写真や光の形の「フレア」、好きな文字を「吹き出し」で入れることも可能。一部は有料サービスです。
Picsartでは自分でオリジナルステッカー作成が可能
Picsartの機能を使えばオリジナルのステッカーを作ることもできます。まずは選択した画像で使いたい部分を切り取ります。
切り取りができたら、右上の「次へ」をタップします。
ステッカーの保存画面に移行したら、「Picsartでシェア」か「写真」を選んで画像を保存しましょう。
保存したステッカーは編集機能の「写真の追加」で画像に貼り付けることができます。
Picsartの切り抜き機能でできること
選択した部分を切り取るか、もしくは選択した部分だけを消すことができます。人物や顔、服などを自動で検出してくれる「選択」か、あるいは指でなぞって切り取る「輪郭」の2種類の方法で選択します。
PicsartのReplayでできること
アプリ内にあるテンプレートに従って画像を編集します。選択した画像によって編集内容が変わります。
Picsartの文字でできること
好きな文字を好きな場所に挿入できます。「フォント」「スタイル」「色」「透明度」といったさまざまな項目で変更可能。一部は有料サービスです。
Picsartの写真の追加でできること
既存の画像に別の画像を追加することができます。追加した画像にも基本的な編集を加えることが可能。追加画像の背景を削除すれば、一体感のある画像に仕上がります。
Picsartの背景の削除でできること(一部有料)
Picsartの「背景の削除」を利用すれば、背景透過機能で一瞬で背景を消すことができます。削除した背景部分は好きなカラーや、大理石調、好きなデザインに変更OK。背景削除後の画像は有料サービスでのみ保存できます。
Picsartのフィットでできること
選んだ画像をお好みのサイズに合わせて変更します。不足部分は好きなカラーやデザインに変更できます。
Picsartのブラシでできること
画像に鉛筆やボールペンで書き込むように、フリーハンドで編集を加えることができます。線や点線、スタンプなど、さまざまな種類を選べます。
Picsartの枠線でできること
画像に枠線をつける機能です。外側と内側、枠のカラー、内枠の半径など項目別に編集できます。
Picsartのアートレイヤーでできること
選択した画像にフィルターを施すように、さまざまな加工を加えることができます。影やプリズム、ライトなど、多種多様なアートレイヤーを選択可能。加工後の画像は有料サービスでのみ保存できます。
Picsartのペイントでできること
画像にフリーハンド、もしくは選択した形を書き込むことができます。書き込んだ内容は画像とは別レイヤーに保存されるので、より高度な編集を行うことができます。
Picsartのフレアでできること
画像に光を入れることができます。シンプルな光から、プリズムのような複雑な光まで、さまざまなフレアを選べます。
Picsartの図形マスクでできること
選択した画像に好きな図形のフィルターを加えることができます。図形の種類や背景の透明度などが変更できます。
Picsartのフレームでできること
選択した画像に好きなフレームを組みあわせることができます。一部は有料サービスでのみ利用できます。
Picsartの吹き出しでできること
画像に吹き出しタイプのスタンプを加えることができます。吹き出しの中身はお好みの文字に変更可能です。
2. コラージュ画像作成
アプリTOPの下部にある「+」ボタンをタップ。コラージュ項目の「グリッド」「フリースタイル」「フレーム」から、お好みのコラージュスタイルを選びます。
今回はスタンダードな「グリッド」でコラージュ画像を作ります。
コラージュに使用する画像を選びます。
選んだ画像に合わせて、お好みのコラージュスタイルを選びます。シンプルな組み合わせから、ガラスが割れたような画像やハート型のコラージュなど、形の種類もたくさん。画像の比率や、枠線の太さ、背景のカラーなど、細かな設定も変更OK。一部のコラージュは有料サービスでのみ保存できます。
3. ペイントで画像作成
Picsartでは、写真や画像に簡単な文字を書き込むのはもちろん、キャンバスにイラストを書くようにペイントするなど、自由度高く加工することができます。
背景を選択する、白地からイラストもかける
アプリTOPの下部にある「+」ボタンをタップ。ペイント内の「キャンバス選択」で、お好みのキャンバスを選びます。
真っさらな画像にイラストを書く場合は、最初にキャンバスを選択しましょう。好きな写真をキャンバスにすることもできますし、サイズも自由に変更可能。選択できたら、右上の→ボタンをタップして、編集画面に移行します。
ペイントでできること
編集画面に移行したら、あとは好きなように書き込むだけ! ブラシを使ってフリーハンドで絵を書いたり、図形や写真を挿入したり、スタンプを利用してみたり。お好みでペイントしてみましょう。
- 色変更
- ブラシ
- 削除
- 塗りつぶし
- 形
- 写真の追加
- ステッカー
4. 動画加工
Picsartでは、写真だけでなく動画を編集することも可能です。ここではPicsartのアプリ上で撮影した動画に文字入れをする方法をご紹介します。
アプリTOPの下部にある「+」ボタンをタップします。「ビデオカメラ」を選択して、動画を撮影します。
動画の編集画面に移行したら、下部をスライドして「文字」をタップ。画像に挿入したい文字を入力します。文字項目では、挿入する文字内容をはじめとして、フォント、色、アニメーション、文字背景のハイライト、文字角度を変更できるベンド、文字枠のストローク、文字全体の透明度など、さまざまな編集が可能です。
文字以外にも、動画編集では下記のような編集項目が用意されています。
- 切り抜き
- フィット
- オーディオ
- クリップ編集
- エフェクト
- 修正
- ステッカー
- 文字
- 写真の追加
- 自動CC
5. 画像保存
Picsartで画像を保存するのはとっても簡単! 画像の編集が終わったら、アプリ上部の「次へ」ボタンをタップします。
シェア画面に移行したら、「写真」をタップします。“写真に保存されました”という文字が表示されたら、保存完了です。
SNS感覚でPicsartを使いこなす
Picsartでは一般的なSNSのように、編集した画像をアプリ上で投稿することができます。また、「チャレンジ」という項目では、テーマに沿った画像を投稿できるサービスも。画像・動画の編集の練習にもおすすめですよ。
ただし、Picsartで作品を公開したり、他クリエイターをフォローするためにはアカウントを作成する必要があります。
1. 画像アップロード方法
Picsartに自分の画像を投稿するために、まずは画像をアップロードします。
アプリTOPの右端にある人物アイコンをタップ。さらに右上にある3点アイコンをタップして、「写真をアップロード」をタップしましょう。
写真選択画面でアップロードしたい写真を選択します。
共有画面では、ハッシュタグや画像の説明、友達などの入力が可能に。「FreeToEdit」にチェックを入れておけば、他のPicsartユーザーが自由に編集することができるようになります。編集が終わったら、「投稿」ボタンをタップ。これでPicsartへの投稿は完了です。
2. 好きなユーザーをフォローする方法
Picsartでは気に入ったユーザーをフォローして更新を確認することもできます。アプリTOPの下部、コンパスアイコンをタップすると、「ハッシュタグ」と「クリエイター」項目が表示されるので、好きな項目で画像やクリエイターを探してみましょう。
Picsart有料版について
Picsartは無料でさまざまな編集機能を利用することができますが、有料版サービスも用意されています。有料版にアップグレードすると、アプリに入っている機能を制限なく使用できます。個人で利用する場合の料金は、1ヶ月850円(税込)、1年間で5,100円(税込)。
時期によっては、有料版を無料で試せるキャンペーンが実施されているので、アップグレードするか悩んでいる場合は、キャンペーンを利用してみるのがおすすめです。
有料版でできること
Picsart有料版でできることとしては主に以下の機能が挙げられます。
- 何千ものテンプレート・フォント・ステッカー・ツールが利用可能
- モバイルアプリとウェブ両方でのアクセスができる
- Shutterstockを含む2,000万以上の高解像度画像が利用できる
- クリックでの画像の背景を削除および変更が可能
- Picsartアニメーションメーカーで写真に動きをつけられる
- デザインをJPG・PNG・PDFとして保存可能
有料版の登録方法
有料版への登録方法は至って簡単です。ログイン時に出てくる画面(左画像)から、もしくはホーム画面の画面下ポップアップ(右画像)から登録が可能。7日間は無料トライアル期間なので、無料機能以上の画像編集をしたい際に一度試してみるのもおすすめです。
Picsartはプロ級の画像加工アプリ、使い方次第で可能性広がる!
ハイレベルな編集・画像ができる無料アプリ「Picsart」をご紹介しました。Picsartは画像の編集に加えて、動画に文字入れなどができる編集・加工、自由にイラストを描けるペイントといった、クリエイティブな編集が行えます。
また、SNSのようにアプリ上で作品を公開したり、お気に入りのクリエイターをフォローすることも。これまでの画像編集アプリで満足できなかった方、よりハイレベルな画像を作りたい方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
その他の画像編集アプリはこちらの記事が詳しいので、併せてご覧ください。
※画像は全てイメージです。
※記事内の情報は、グリーニュースプラス編集部の調査結果(2022年9月)に基づいたものです。
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